”萌える闘魂”の魅惑に勝てず、つい先日、実機の方を購入してしまったバジュラ。偶然にもそれと同時期に、NEWコンバトラーのセル板を購入した私目。 バ「せんぱ~い?俺んちで猪木を打って、一緒に”萌え萌え”しませんかっ!?」 イ「へぇ…買ったんだ…欲しがってたもんなぁ…残念だけど、他を当たってくれるかな?」 デ「あっ、先輩?ついでに自分からも御報告しときます。『パーラー養豚場』の方にNEWコンバトラー入荷しましたんで」 イ「なぁぁにぃぃ!?何故それを早く言わないんだっ!!??まぁ、今日のところは勘弁してやるけど、今度の土日は”マイ枕”持って馳せ参じるからなっ!!(徹夜宣言)」 デ「ハァ…」 ブ「先輩が馳せ参じるということは、あたしもお邪魔していいってことでしょ?」 デ「Youは大人しく漢でも打ってろよぉ…負け戦に疲弊した”哀戦士”が集うパーラーに、傾奇御免嬢の居場所なんてねぇよ!」 ブ「ふんっ!随分な言われ様だけど、あたしはパチンコで家を建てるのよっ!!名付けて”漢御殿”、ムフフッ…先輩が過ごし易い設計にしてぇ…先輩の大好きな家具を揃えてぇ…先輩の大好きなワンちゃんを飼ってぇ…先輩の大好きな音楽をかけるの、ムフフッ因みにぃ、先輩はどんな曲がお好きですかぁ?」 イ「爆勝宣言」 ブ「えっ…?」 デ「因みに俺はUWFのテーマね?これがさぁ~、開店前に聞くと”アゲアゲ”になっちゃってさぁ~、打つ前からカロリー消費しちゃって、結果的に負けちゃうんだよね!!」 ブ「デヴゴンのは聞いてないっ!!!」 デ「」 イ「つうことで、今度の土日はデヴゴンんちに集合な?NEWコンバトラーvs牙狼ST、一触触発のドリームマッチと洒落込もうぜっ!?」 バ「先輩方々…先輩ガタガタ…おっ、俺を無視するなぁぁぁぁ!!!!!」 デ「えっ…バジュラ君、まだ居たの?」 バ「居ますよっ!俺はずっとここに居ますよっ!!悪いですか!?元気ですか~っ!?」 イ「あのなぁ…お前もプロレスファンの端くれなら分かるだろうけどさぁ…純粋なファンは、猪木に”萌え”の要素なんて求めてないの!!分かる!?」 デ「はい、ここアンダーラインね…まさしく先輩の言う通りだねぇ…闘いの中に身を投じてこそ、人に勇気と希望を与えられる!その象徴がアントニオ猪木なんだよねぇ!!」 イ「愛してるぞコノヤロ~!!(棒)」 デ「って言うかぁ?実際の猪木がファンに対してこんなこと言うかぁ!?闘いのワンダーランドで”愛”を語るなんて、見て見ぬ振りのチョーク・スリーパー(通称・魔性のスリーパー)よりタチが悪いぜっ!?」 バ「……そこまで仰るんでしたら、猪木の素晴らしさを俺が皆さんにお教えしますよっ!!時は来た!それだけだぁぁぁん!!」 次回予告 ”萌える闘魂”を完全否定されたバジュラが持参した猪木vsNEWコンバトラーvs牙狼STによる三つ巴の闘い。果たしてバジュラは、先輩ガタガタに猪木の素晴らしさを伝播できたのであろうか…次回「オワコン三銃士」どうぞお楽しみに。