パッツン中村です。 今回もお付き合い宜しくお願い致します。 さて、ホールでパチンコを打っていると、結構見かける光景があります。 “下皿に玉を詰めている人”です。 特に甘デジなど、大当たり時の獲得出玉が少なめの機種を打っている場合などに、このような光景を見かける事がよくあります。 あまり詰めすぎると「下皿の玉を抜いてください」なんて、遊技台から聞こえてきます。 結構大きい音ですし、周りの方に不快感を与えてしまう事もあり得るので、抜いてもらった方がいいと思います。 一方、「玉を抜いて下さい」とメッセージが聞こえてこないけど、下皿をこっそり拝見するとパンッッパンに玉が詰まっているパターン。 下皿に玉を残しておくか、玉カップに移せる分は移すのか、はたまた思い切ってドル箱に全部流してしまうのか? これはその人それぞれの自由ですが、下皿に玉を詰めたまま遊技を続けるというのは、あまりオススメしません。 何故かと言うと、台の中で玉が詰まって玉がちゃんと飛ばなくなる可能性があります。 本来、上皿がいっぱいになると払い出された玉は下皿に流れます。 そして、下皿に流れてくるであろう玉が、下皿を詰めることによって、逆流して、台の内部で詰まってしまうんです。 最近の筐体では随分少なくなったようですが、昔は結構ありました。 台の中は色んな装置があって、複雑に入り組んでいますが、玉を打ち出す装置の原理は結構単純なものです。 パチンコ玉はハンドルを回すと、上皿から玉が流れて、通称カセットと呼ばれる小さい箱の中を通り、発射台に乗り上げた玉をハンマーみたいなもので叩いて、飛んでいきます。 ※一部仕様が異なる場合もありますが、大抵のものは一緒です。 台の内部のどこで詰まるかというと、前述の発射台に玉がいっぱい乗り上げているような場合、もしくはカセットで玉が詰まる、その付近に玉がたくさん詰まる。 他にもありますが、大抵はそこらへんで詰まっている事が多いです。 これらのトラブルは、上皿にある玉を手で押さえるか、上皿の玉を空にしてハンドルを回す事で解消出来る事もありますが、店員さんを呼んで、台を開けてもらわないと解消出来ない場合もあります。 こんな事が大当たりした時に起きたら、ちょっと厄介ですよね? もしかしたら、大当たりラウンドがパンクしてしまう事もあり得ます。 ※パンクする=ここでは、規定分の玉がアタッカーに入賞せずに、大当たりが終了してしまう事を指します。 そういった、回避出来るトラブルを自ら起こしてしまわない為にも、下皿の玉を抜いておく事をオススメします。 ちなみにですが、「下皿を詰めると出てくる玉が少なくなる」という声をごく稀に耳にしますが、 そんな事はないですよ!! 入賞した分の玉は規定の賞球数分、必ず払い出されますからご安心下さい。 あと、おせっかいついでに言うと、それまでと同じ強さで打ち出しているのに、玉の飛び方が急に弱くなった、打ち出しが安定せず、大幅にぶれる様な事があれば、すぐに店員さんを呼んだ方がいいですよ。 前述したハンマーの不良や、ハンマーの先にゴムが付いてるんですが、そのゴムが割れている可能性があります。 その他の原因も考えられますが、とりあえず店員さんを呼べば何とか対応してもらえますよ。 さて、新しい月が始まりました。 今月も皆様がパチンコ、パチスロを楽しめるように祈ってます。 最後までお付き合い有難うございました。