一口に甘い機種と言っても理由は様々です。 スペックに話なのか? 調整の話なのか? はたまた別の何かがあるのか? パチで言うと ボーダーが甘かったり ゲージが甘かったり 調整が甘かったり といった理由でしょうか。 スロで言うと スペックが甘かったり 狙い目が明確で甘かったり 設定配分が甘かったり ですかね。 前に転生は甘い部類と表現したことがあります。 もちろんこれは今も変わりません。 では、みんなが勝っているのか それはあり得ないでしょう。 仮にみんながプラスのところだけを打っていたとしても、そうはならないと思います。(これは個人的な意見) では、なぜ転生が甘いと思うのか? これを考える前に1つ例題です。 ある機種があります。 機械割は一般的で、AT中に一切設定差がありません。 天国100以内 天井1000 自力解除メインですが、確率は相当低いとします。 つまり、天国抜けたらほぼ天井です(笑) さて、この機種は甘いでしょうか? 恐らく相当甘い機種でしょう(^^; 理由は まず当てた瞬間にスタートラインです。 そして、勝ちにいくのなら単純な初当たりを取るために稼働すると言っても良いくらいのゲーム性。 さらにその初当たりも狙って打てる。 その辺は皆さんの方が詳しいでしょうね(^^; これを踏まえて。 転生は甘いのか? 転生も当たった瞬間にスタートラインと言っても良いくらいのAT性能です。 しかもAT中はほぼ設定差なし。 そして、打つ場所も明確。 パチでおわかりの通り、当たり方、出玉に分岐が多く、最高と最低の差が大きいほど荒れやすい。 確率が大きいほど荒れやすい。 ここでの荒れやすさとは、収支にバラつきが多くて、理論上の期待収支と比較し安定性にかけると言う意味です。 同じAT機でも、当たった瞬間にスタートラインに立てる機種とそうでない機種(特化を引かないと話にならないとか、プレミアが強烈とか) 出玉的な荒れやすさを比較すれば、ものすごい差ができます。 それともう1つ プレミア役が無いことです。 これは当たった瞬間にスタートラインと被りますが、今の機種のAT性能は止まらなくなることが多々ありますので、低設定でも誤爆は起きやすい。 その誤爆が特化をいくつも絡めないと起こらない機種と、どこからでも起こる可能性のある機種とで比較したとき、どちらが誤爆率が高いかは明確ですね。(特化の確率とか、AT性能を考慮しなければ) ただしこれは 人単位ではなく、店からの目線でと付け加えときます。 さらに、回転数(あべし)が表示されています。 打つ場所によっての期待収支の差が大きいので、そこを打たないだけで低設定でも勝てる稼働ができます。 これだけでもメーカー発表の機械割よりも、実際のホールデータの方が甘く動く原因でしょうね。(メーカー発表が正確であるという前提でね。) 分かりにくいかもしれませんが、要は特化がなく、どこで当たっても差もなく、しかも狙い目がハッキリしているので、マイナスの部分を避けようと思えば避けられる機種。 そして高設定もそこそこに安定感がある機種。 (シミュレートで勝率8割程度) これらが総じて甘い傾向にあると思います。 言うならば、 『解析を見れば負けない機種』 です。 さあ、ここまでが機械の話です。 そして、ここからは人の話です。 もし転生にモードがなかったら? きっとここまで稼働は上がらず、北斗Sammyとうブランドを持ってしてもかなり苦戦したでしょう。 なぜなら中身が発表されると同時に、途中から打つキッカケを無くす可能性があるからです。 言わば解析発表は店にとって諸刃の剣です。 解析が出たから稼働が上がる。 解析が出たから稼働が下がる。 どちらもあり得ますから。 モードがあって、その滞在配分が極端に偏っていない。 そして打ちながらハッキリと簡単に判別できない。 しかもアベシ短縮付きです(笑) これが転生です。 多くの人を途中から打たせるキッカケ作りには十分すぎる内容です(笑) 実際に 1万円で1ゾーン 少し遠いが天井まで1勝負 数Kでポイントゾーン前兆見てモード判断しよう 朝イチ256まで見よう 誰もが一度は考えたことがあるのではないでしょうか。 朝から埋まってくれる機種は店も助かりますし、北斗七星のお陰で7のつく日とか特定イベントを作りやすい。 これは心情が絡んだ結果、甘くもなり、辛くもなります。 ただ、打ち手は選択権を持っています。 しっかりと選べば機械的な甘さと心情的な甘さを使えます。 だから私は『甘い機種』と表現しています。 『自分の結果が出ているから』とか『勝っている人が多いから』とかの理由も大事かもしれない。 影響しているかもしれない。 けれど、 紐解いて根拠がなければ何の意味も持たないただの稼働結果。 考えることに必要な材料は『結果』 ではなくて、 『打つ前の根拠付けの考察』 だと私は思います。 ついでに結果の使い方 根拠の薄い結果は、リスク回避に使います。 決して追う理由に使ってはいけません。 だから『結果がでないから追わない』はアリです。 にみーでした。