また少しご無沙汰です。 いつも閲覧、拍手に コメント下さる皆さん、 また新たにお気に入りして 下さった皆さん、 ありがとうございます[m(_ _)m] 最近は…色々な掲示板にて 本性を現してますので、 私のブログだけ読まれて 先入観を持たれている皆さま… どちらも私でぃす♪ (* ̄∇ ̄*) 本題です。 少し釘師になったきっかけより 後の話題になりますが、 以前に釘調整のスピードについて 少し述べたか、と思いますが… 本格的に釘調整を 任され始めた頃のお話です その日はパチンコ600台ほどの 中〜大規模店での作業、 少しお客様にアピールしたい セミグランド調整! 深夜0時から朝の8時までに 全台を調整し直します。 調整する釘師は私と 父親、そして父親とは長い 付き合いのベテラン釘師の3人。 1人頭約200台ずつの 計算となります… 単純に、1時間で25台を 調整する計算ですね? 私は左側から、父親が中央、 ベテランさん、が右側から、 という感じに作業開始です。 私は1台に2分以上 懸けられる訳だから、 ヘソ、寄り、ワープも 数釘ずつきっちりと 調整する事にしました …さて、最初の1時間が 過ぎる頃には目標分の 25台以上は超えていました 「まあまあ、計算通りだな?」 ところが、です。 「全然アカンな?」 言い放ったのは父親です! 私が調整したシマをぐるりと 見て廻り言った一言でした。 「ちゃんと使える時間内で いつも以上に丁寧に仕事 しとるんよ?どこがアカンの?」 私の負けず嫌いの性格が そう言わせます… 「ちょっとええか?」 父親は私が調整していた 機種の無調整の台を やおら叩き始めました…。 釘を叩き終わって約1分、 明らかに私よりは 必要以上に釘はいじってません そして続けて始めたのが キムワイプに洗浄液を浸けて 釘を磨く作業…! 作業終わって2分ジャスト! 「どや?」 まあ、見てみろという風の 父親の言葉。 確かに要所ごとしか 叩かれてはいないけど… 打たずとも玉の軌道は 見て取れます。 ほとんど私の調整と 遜色の無い内容で… しかも磨いたために釘が 全面にピカピカに光っています! 「な?丁寧にやるんと 遅いのは違うし、 効率も考えなアカン。 ワシらは作業終わってお店に 渡すんは、単なる釘やなくて 作った商品や思え?」 私はぐうの音も出ませんでした そして、「分かったわ!」 答えると、悔しさ半分 自分の甘さに対する怒り半分で 残りの作業に移りました。 これは釘師として 仕事をさせてもらってから 3ヶ月くらいでの出来事 でしたが、 どんな仕事にも生きる時間、 活かす時間があるのだと 思い知らされたエピソードです またまた長くなりましたが、 また時間の許す時に 違う失敗談もお話したいと 思います。 最後までの閲覧、 ありがとうございました おやすみなさい… (´∇`)