10月入ったらかなりの絶不調!
ども、てきーらです。
スロットってどうやったら勝てるんですか!? まじ勝ち方が最近わからなくなりました。本当あかんですわ。
狙い所はしっかりしてヒットしても伸びない。
っと、なると数千円ずつマイナスになる日々。
もうジワジワと殺しにくるこの感じ……!
って、愚痴はこのくらいにしときましょう。
なんだかんだ言うても私はスロットが大好きですしね。
ところで皆様はホールでちょっと変わったお客様を目撃した事はないでしょうか?
私はあります。
もうこれでもかってくらい身体が斜めっていてメガネを鼻にかけてて、毎日角の海物語打ってるおじぃちゃんだったり、レバーオンするごとに手を拭き、ボタンをも拭く超絶潔癖症であろうオッちゃんだったり……。
もう聞いた話だと、ジャグラーをぬいぐるみの手を持ってボタンを押してる人を見ただなんて話もありますから。
まぁ、ホールには変わったお客様がよくいる事だと思うのです。
そして今回またしても私は出会ってしまったのです。
珍客に……! そう珍客──!
って事で、イクヨ! 題して……
「珍客シリーズ、第一弾!」(まんま!)
では、ご覧下さい。
てきーらはイライラしていた。
ここ最近の負けっぷりに。
しっかり狙ってヒットするも回収にいたらず、天井到達するも奮わない。
期待値とはなんなのか……! 一体なんだと言うんだ。
こんなスロットは楽しくない!
このままでは私はスロットの楽しさを忘れてしまう!
そうとなればする事は一つ!
そう、5スロで養分だ!
っと、言うことで5スロで色々と乱れ打とうと久々に低貸し店へと──。
まずは大好きな絶対衝撃。
棗たんの可愛さにムフフとしてたら気づいたら700Gハマっていた。(あかん
それでも私はいい。
何故なら棗たんが可愛いからだ。
(ちなみに、宵越し天井からのプラボの78枚終了)
そして私はたまにはあまり触った事がない台へとと思い猛虎花形へと移動した。
そこで思った。
(そー言えばさっき絶対衝撃打ってるとき……えーっと、確か400Gすぎとかだったか。その時に猛虎花形の隣のバイオが200スタートしてたな。
何々? まだART中か。すげぇなー)
|ω・`)チラ
?!
(待てよ。まだエピソード1?! え?! どーいうこっちゃ?!)
|ω・`)チラ
Σ(゜д゜lll)
(って、まだ35Gしか消化してないじゃないか。どーなって……?)
……おい、おっちゃん台眺めてるぞ……?
こんなだった。
っても、よくわからないだろうから、どういうことか説明しようと思う。
私が絶対衝撃を打ってる間にバイオハザードで200Gスタートしたオッちゃんが、どうなったか隣に移動した私は横目でチラっとしたら、まさかの35Gしか消化してなかったんだ。
時間にしてどれくらいたっただろうか。
30分やそこらはたっていたと思う。
んで、もうこうなったら私はこのオッちゃんの行動が気になってたまらない。
勿論ちょこちょことチラ見を決め込みながら打つことになった。
あかん。もうあかん……。
てきーら氏、腹筋崩壊寸前です。
凄いんだ、このオッちゃん。
1G回すごとに準備運動かの如く、肩を回し、首をまわす。
そして腕を組みしばし台を見つめたかと思うと意気揚々レバーオン!
リールは軽く20周は見る。
慎重に慎重に目押しだ。
ベルでもだ! ベルでも何故かかなりの慎重を決め込んでいる。
そして、また肩を回し、首をまわす。
まじで、冗談抜きに1Gまわすのに5分くらいかけるんだ。
これは凄い。
今までで出会った中でナンバーワンかも知れない。
んで、5Gくらいした頃だろうか。
レア役が来ないことに耐えきれなかったのだろう。
オッちゃんたまらず席をたった……!
またこれがなかなか戻ってこない。
オッちゃんどこ行ったし!
もうこのあたりで私は猛虎花形よりもオッちゃんに夢中だった。
程なくして帰ってきたオッちゃんはまたいつもの様にストレッチ打法を決め込む。
そして、どれくらい経った頃だろうか……。
オッちゃんいきなり箱を取り出した!
(いやいやいや! まだ全然下皿いっぱいじゃないよ! どーした。どーしたのだ!)
チャリン、チャリン、チャリン……!
ふぁっ?!
数 え 出 し た !
オッちゃん、ここにきてメダルを一枚一枚数えだしたよ!
おそらく50枚! 50枚くぎりでオッちゃんは箱に移すスタイルだと言うことが発覚!
なんと、まぁ……! (めんどくせぇ)
もはや次は何をするのか?
このオッちゃんの次の技は一体なんなのか?!
なんだか猛虎花形がそこそこ出てる気もするが……
そんな事はどうでもいい。
オッちゃんよ……! 次は……?
「よっしゃー!」
ビクぅ──!
ちょ! オッちゃんエピソード当選したら雄叫びあげたよ!
やっとこさきたエピソードに思わず雄叫び!
渾身の「よっしゃー!」。
これには私も思わず吹いた。
「ぶはぁっ! ……んっ、んん! ゴホゴホ」
そして、一生懸命濁した。
そんなこんなでオッちゃんはなんと、私がちまちまと2400枚程出してる間に800枚程だして辞めていった。
どんだけ時間かけてんだコレ。
どんだけの時間かけて800枚……!
でも、私は思った。
きっと、このオッちゃんはかなりスロットを楽しんでいる。
だって、エピソードに1度当選しただけで「よっしゃー!」と、言えるんだ。
そこまで楽しんでる人なかなかいないんではないだろうか。
私もこのオッちゃんを見習おう。
これ程までにスロットを楽しめるやつになろう。
そして一打一打を大切に気合いを入れて打とうじゃないか。
そーすればきっと……!
うん、そんな上手くいかないんじゃないかな? (白目
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