「小役カウンター」。 それはスロッターにとっての必須アイテムである。 小役を数えたり、擬似ボーナス中のゲーム数を数えたり、ARTの引き戻しを数えたりと、あると無いとでは便利さが段違い。 とある日、瀬田は番長を打つことにしたのだが、いつも上着のポケットに入っているはずの「小役カウンター」が無い・・・ 家に置き忘れたのかな? 正直、番長を打つにあたり「小役カウンター」があると無いとでは、モチベーションが大分変わる。 「小役カウンター」で色々カウントできないなら、座るのをヤメたいレベル。 ただ、幸いその日は家の近くのホールで稼動していたので、家に小役カウンターを取りに一度帰ることに。 で、家にあるはずの小役カウンターを探すと・・・無い。 いつも使っている小役カウンターが無い! まいったな。。。 今日のところは番長を打つのはヤメとくか・・・ と、思ったが、かろうじて部屋の隅に置いていた昔の小役カウンターを発見!
「よし、これで勝負できる!」 というわけで、無事にホールに戻り、実戦開始! ・・・したのだが、この小役カウンターには重大な欠点があったのだ・・・ 実戦から2時間ほど経ったころ、手応え的にはなんとも微妙な展開。 上段ベルも、良いような悪いような微妙な手応え。 「うーん。とりあえずボーナス中のゲーム数とか小役カウンターのデータを一度正確に見直してみるか・・・」 と、考えていたところ、 ポロッ 「あっ!」 落ちたコインを拾おうとしたところ、不意に小役カウンターに肩がぶつかってしまい、 小役カウンターが床に落下。 で、 小役カウンターを拾いあげてみると・・・
小役カウンター「おきのどくですが、ぼうけんのしょはきえてしまいました。」 ・・・orz 床に落としただけでデータが飛ぶとかどんだけー! その昔、友達の家でドラ●エをやろうと思い、カセットをカバンに入れて友達の家にいったら、着いたころには「ぼうけんのしょ」が消えていた悲劇を思い出しました。 ファミコンのカセットもビックリの耐久力を見せつける瀬田の小役カウンター。 だが、瀬田はあきらめない! 「『ふっかつの呪文』を入力すれば、もう一度やり直せる!」 記憶の限り、打ち始めのゲーム数、上段ベルの回数、ボーナス中のゲーム数を打ち込んでいくと・・・ 小役カウンター「ふっかつの呪文が(たぶん)違います」 瀬田「・・・」 全く思い出せませんでした。 瀬田「ヤメまーす。」 番長の収支:-20000円 今どき小役カウンターってコンビニに打ってたりするんだろうか・・・?