新基準のいいところは、大当たり確率が甘くなった点。また大当たりせずに潜伏はなくなったので、フェイクで大当たりか小当たりか迷う必要がなくなってこと ここまではヨシとしよう。しかし新基準の問題は継続率が65%と一挙に下がった点 本来ならメーカーの仕様を見ながら、70%→65%と段階的に下げる必要があった 旧マックス機とミドルの確率の差は約80分の1なのに、その落差は広がるばかり 旧マックスは通常当たでもそれなりに出玉があったのに、ミドルのほとんどの機種の初当たりが400〜600個程度 つまり右打ちで出玉ありを引かなければ負け確定 負け確定と書いたのは、決して大げさなことではない ミドルとは言っても、終日打って初当たりは6〜8回程度 せっかく初当たりを引いても、連チャンしなかったアウト 継続率が抑えられている以上、取らぬ狸の皮算用となりかねない 更にここにきて右打ちの2400をうたい文句に、右打ちの通常当たりが、ほとんど出玉が取れない機種 はびこってきた 時短もミドルなのに50、30とアホみたいな数字になって、パチンコ世も末 本来なら射倖心を下げる目的だった新基準が、確変と通常の差を広げる違った意味での射倖心に変わってしまった 新基準もそうだが、メーカーも問題あり ホールは旧マックス機で得ていた粗利を今でも欲しがっている。間違ってはいけない。もう一度バブルを夢見たいと思っているのは愚か者 バブルはもう終わったことなのだ。今の時代、今のユーザーに合わせるのが、メーカーやホールの使命ではないのか