プロというのは、素人には簡単に真似はできないことになっている それは素質の違い スポーツ選手は恵まれた体は有利に働く。投手が長身だど、リーチも長く高いところから投げ込まれるので、打者は打ちづらい カラオケで素人がいくら上手く歌っても、キーの高さがプロより低い キーの高さ低さはその楽曲のベストの状態で決定される いわゆる「こぶし」も天性的なもので、初めから備わっている場合が多い そしてプロというのは、ズバ抜けて得意なものがあるが、苦手なものはない 例えば10回勝ち抜けばプロになれる歌番組があったにしよう 1回勝ち抜く度に同じ歌手の歌は歌えない 歌唱力抜群でプロ並みの方なら5~7回は好きな歌手の歌で勝ち抜けるだろう そこからが正念場、もう好きな歌手もいないし、得意な歌も乏しい つまり苦手な歌を歌わなくてはいけない ここでアマのもろさが出る プロは苦手な分野が少ない それは一つの事柄に精通しているからに他ならない ここまでアマをこけ下ろしてばかりいたが、良いところを上げてみる アマチュアでありながらプロ並みに出来ることは、実は凄いことなのだ プロは出来て当たり前、それ専門に数年~十数年やっていれば、アマチュアから見て大変なことも朝飯前 しかしアマは自分の仕事をこなしながら、違う分野でそれ相当な力を発揮する その知識もプロを彷彿させよう よく「プロ顔負け」とか言うように、アマでも侮れない プロは常に評価を受けて、期待度は高くなる一方だが、アマは期待度そのものはなく、正確さも保証することもない アマは媚を売ってまで、それに縋り付くこともないので気軽さはある 好きな時に好きなようにやれるアマ 相手の要望の合わせるプロ 全く違う世界にこの2つがひしめき合う