郵便受けに某パチンコ店から葉書が届いた ダイレクトメールはお断りしているのに変だ? 我が家はパチンコ禁止の条例があるので、もし見つかったら大変この上ない 我が家は「我に従え」ではなく、おっかーに従えなのだ 取りあえずこの葉書、見つからなかったのでセーフセーフ 葉書を見てみると「あなたに大切なお知らせ」と書かれて 「この度当店は〇月〇日を持ちまして、閉店することになりました」 「会員様には何かと不便と存じますが、〇月〇日までに貯玉の精算をお願いします」と えーまず思ったのが道理で出なかったのか、ヤラレタ貯玉のことよりそっちだよ そうだよねぇ~店閉めるのに出す人いないよね しかし当方はヘソの回りが悪くなった時点で他店に鞍替えをしてたのだ 27万発程あった貯玉はそのままだったので、両替に出向き残念だった旨を伝えた後 これからこのお店はどうなりますか?と聞いたところ 「他の業者が営業することになりました」と つまり居抜きで他の業者が営業するということ 居抜きとは、不動産賃貸取引とは別に業者間で設備や権利を売買することを言う 商業店舗は基本的に借りた状態によって、現状復帰またはスケルトン(何もない真っ新の状態)で返さなければならない これには膨大なお金がかかり無駄が多い だから現状の設備を業者に勝ってもらうわけだ 金額は売りたい希望額と買いたい金額の約中間で決まるが 全く買い手がつかない場合は、次の借り手に無料で設備を引き取ってもらうしかない。これを無償譲渡という まだ居抜きで売れる(無償も含めて)店はよいが、某地区には閉店してそのままのホールが何店舗かある 正月は田舎に帰ってついでにパチンコをしたが、大型店ができ小型店は閉店に追い込まれてた かつての電器店で、大型店がはびこみ小型店がなくなった傾向に似ている 勝ち組と負け組に分かれてしまったのは、資本主義の原理で仕方ないが 打ち手は勝ち組でも負け組でもない中間総が増えることが、本当の意味で娯楽と言えるのではないか