先日、逆万枚を達成いたしました。全て神様の天井狙いです。どうなってるんでしょうか。

こんにちは久しぶりにログ。

遊技産業健全化推進機構。
見ただけで頭が痛くなるやたら長い名前ですよ。
まぁ健全なパチンコ業界を目指して、不正根絶を目指す組織ですな。
一応、一般からのタレコミも受け付けてますんで興味の有る方は検索してみてください。

んじゃどんな活動をしてるのかと。
抜き打ちでの立ち入り検査が主ですな。営業中でも関係なく立ち入り検査し台を開けて検査項目をチェックしています。事前の通知は一切無し。
勿論、事前に誓約書を書いたホールのみ対象。(といってもほぼ全てのホールが組合を通して誓約書を書いています) 恐らく皆様のよく行くホールも調査対象です。
第三者のチェックをアピールしており、不正があればその場で通報もするとの事。(といっても、組織の資金源は各組合なんですが。)

検査員は公平性の徹底(要は買収の警戒)の為、一切の個人情報も出しません。名刺すら出しません。検査員を示す手帳のみ。
個人的にはこんなんで買収が行われない訳ないやんけ！と思いますが。まぁ体ですよね。
この匿名調査を盾に組織をかたった事件も発生しているのも問題点です。

台だけでなく計数機の検査も行っています。

月に平均250件程のホールに立ち入り調査が入っているようです。なかなかアグレッシブですね。
成果は…わからん(笑)
というのも平成23年以降検挙の事例が無い。間違いなく不正は減っておりますね。

成果報告があるんですが、調査しましたって事しか書いてない。
不正が有ったのか通報したかどうかも少なくとも一般にはわかりません。
一般人からしたらこれ意味あんの？って感じですね。まぁ警察へのアピールなんて事もささやかれてますが、一般人からしたらそうとしか受け取れないからやむ無し。

検査チェックシートを見たんですが、個人的にはこれで不正が解る事もあるけど、まだまだ不十分としか言えないものでした。

んでここからが本題。
この組織が6月1日より遊技機性能調査と題して実際に打つ調査をするとの事。
これがかなり細かく調査するようで、パチンコならスタートに入った個数は勿論、一般入賞口に入った個数や連続大当たり回数。更に過去履歴や周りの台の挙動まで調査対象。
スロットも各小役の入賞回数まで事細かなチェックが行われるようで、著しく挙動が異なり悪質と判断したら警察に相談するとの事。
もしかしたら千円10回転以下みたいな極悪釘が無くなるかも？

といいたいんですがね。そう簡単では無いんですな。
というのも、半年間はデータ収集のみを公言しています。つまり、半年間はぶっこ抜いてok！って事よ。個人的にむしろ執行猶予半年間やるから、しっかり抜いておけ！的なメッセージに見えてしまう。

更に「著しく挙動が異なる場合」のさじ加減。はっきり言えと。著しいのライン引きが明確にしない以上、全く変わらないでしょう。
データ収集も「今」のデータを元に悪質かどうかを判断するなら無駄。だってデータ元の「今」が超悪質だからね。
台の性能を加味したデータを元に悪質を判断して欲しいところ。


長々と書きましたが、どうなるか楽しみですね。不正根絶が出来るのか、ただの茶番に終わるか。

ひとつ言えるのは一般遊技者のパチンコ業界への信用度は下がる一方であり、遊技人口は猶予なんぞ無く減り続けているという事。
本当にいい業界はどうあるべきなんでしょうね？


余談ですが、この機構の月刊広報紙がかなり面白いし為になる事が沢山書いてあります。
ダウンロード出来るんで是非とも一度見てみる事をオススメ！
「銀世界の裏」って短編小説はお金を出しても読む価値あり！特に3・4号機から打ってる人は楽しく読めると思います。是非！！