先日の話なんですが親父の職場に行ってお手伝いをしてきました。 俺の親父の仕事は「料理人」、いわばコックさんだ。 一流のフレンチレストランとかに勤めてる訳じゃなく普通の社員食堂に勤めているのだ。 今は1人で回しているので猫の手も借りたいくらい忙しいらしい・・・。 なのでここは息子の俺が手伝いに行くことにした!調理場の経験はゼロではないので、そこそこ役に立つだろうと思い行ったが、やらせてもらったのは皿洗いのみ・・・。 親父曰く俺は猫の手より使えないから皿洗いで十分らしい。 まぁ確かに現場に行ってみたらとんでもなく忙しく、本当に皿洗いで手一杯だったんだけどね(笑) そんな俺はあまりの忙しさにミスを連発。親父も、普段の息子と親の関係ではなく、上司と部下の扱いで言葉使いもあらあらしくなり、顔も仕事モードだ。 そんな親父を見てかっこいいとも思ったが正直怖かった・・・。 家でGODの話をしている時みたいにへらへらしているんじゃなく、目つきは鋭く料理の手さばきはまさに見とれるほどだった。 小さい頃は親の仕事とか仕事姿とか全く興味がなかったのに今は尊敬するくらいに憧れている。 22年間俺を育ててくれたのも、親父が一生懸命働いてくれてたからこそなんだと思う。 今になって親へのありがたさが湧いてきた・・・。 そんなことを思いながら仕事をしていたら涙が出そうになった。(笑) 仕事が終わればいつもの親父。GOD中毒の親父。でも仕事が始まれば一流の料理人。 この切り替えが大人なんだなと思った。 自分は年齢的には大人の類だが、内面的にまだ大人になれていない気がする・・・(笑) 親の背中を見て育つ。とはよく言ったものだ! 全然親父に似てねぇ~(笑) まぁ、まだまだ背中を見させてもらうとしますか・・・♪