立ち回り・・・自分の立ち位置を有利に攻める・守るように行動する技術 ホール内では様々な立ち回りが存在します。 それはパチンコの勝敗だけではないことも。 先日の出来事なのですが とある機種を打っている時に、スルーが面白い調整だったので携帯のカメラをそのスルーに近づけ写真を撮ったんですよね。 それからしばらくすると自分が打っている台の盤面にとある影が映りこみました。 店員さんが背後に立っとる! 瞬間「やべー・・・」と思いつつも平静を装っていたのですが そのやばい直感は的中し、肩をぽんぽんと。 「すいません、今後台の写真を撮ることはお断りさせてもらいます」 ちょっと強気な言い回し。 やばい、これは本当に困る!! この時、自分に迫られた選択は2択。 1、「何でですか?」と悪あがきする。 2、その場は聞き入れ、時間をかけてなんとか打開策に繋がる術を探す。 無い頭をフル回転させ、自分が出した答えは2。 「あ、そうなんですね、わかりました」と一言いって何食わぬ顔で遊技をつづけました。 ただ、顔とは裏腹に心はテンパりまくり。 このホールは、プライベートでも新台実戦でも攻略レポートのネタ探しでも使う超大事なホール。 ここで写真を撮れなくなることは、今後自分にとってドマイナスでしかありません。 というよりも、目をつけられたことがかなり痛い。 穏便に「悪気はなかったんだよ?」ということを何とかして伝えなければ・・・。 そんな自分の胸のうちを知ってか知らずか、遊技台が急に賑やかになってきました。 あれ、これ当るんじゃね?・・・今これを使うっきゃない! リーチ中にも関わらず、さきほどのスタッフさんを探しに席をたちます。 スタッフさんの配置はコーナー毎に決まっている為、見つけるのに苦労はしませんでした。 急いでリーチ中の台にそのスタッフさんを連れて行く自分。 少し擦り寄り、なんだったら拝み倒すかのように 「さっきはごめんなさい。今、超アツイんだけども、液晶は撮らせてっ!お願い!」 パチンコ大好きなんです!大当り写真集めるの趣味なんです!写真撮れなくなっちゃうの本当に困るんです! そんな想いを乗せて懇願してみたところ、 笑顔で「液晶は大丈夫ですよ。その他のところだけを撮られるのはちょっと厳しいんですけどね~」とにこやかに答えてくれたのでした。 これからも液晶がメインなら(そうは言ってない)堂々と携帯を構えることを許された瞬間。 あー、よかった。 ホントにね自業自得ではありましたが、このホールで変わったレッテルを貼られることは正直厳しかったんですよ。 プライベートでも仕事面でもいいお付き合いをしていきたいホールなんです。 今回はなんとか事なきを得ましたが、普段のパチンコの立ち回り云々以前に、 こういったホールと上手く共存できるポジション作りも長くそのホールに通う為に必要な立ち回り術な気がした出来事でした。 その日家に帰ると、なぜか嫁がにこやかな顔でお出迎え。 「私もっともっと家事頑張るから、某アーティストの特別パックCD(10K)買ってー。お願いしますー。旦那様ー。」 嫁はばっちり我が家での立ち回り術を心得ているようです。