前回の続きです 今回は「平均出玉」を求めます 冬ソナは大当りの種類が多くて面倒ですが、計算自体は覚えてしまえば簡単です [振り分け] ※ヘソ入賞 (ウェディングアタッカー) 16R…18% 11R…3% 9R…3% 7R…3% 5R…3% (右アタッカー) 実質10R…20% 13R通常…35% 突然確率…15% ※電チュー (ウェディングアタッカー) 16R…20% 11R…5% 9R…5% 7R…5% 5R…5% (右アタッカー) 実質10R…25% 13R通常…35% [賞球] ※右アタッカー 9カウント・13個 ※ウェディングアタッカー 9カウント・14個 まず各大当り毎の獲得出玉を計算します 16Rの場合はウェディングアタッカーの賞球を参考にします 9カウント×(14個-1個※)×16R=1872個 ※の1個は打ち出した玉の分を差し引いてます この1872個だと大当り中に1個も零れがない数字になりますが、実際は1~2個はアタッカーに入らず落ちていきますよね(釘による) 今回は厳しめに1ラウンドの零れをだいたい1個平均にして出玉を調整します なので16Rはきりよく1860個 同様に他のラウンドも計算します 13R通常と実質10Rは右アタッカーの賞球を参考に計算します 16R…1860個 11R…1280個 9R…1050個 7R…820個 5R…580個 実質10R…1070個 通常13R…1390個 各ラウンドの獲得個数はこれで出ました 今度はこの獲得個数からヘソと電チューの大当り1回の平均出玉を割り出します まずヘソから 大当りは(16R…18%)(11R…3%)といったように振り分けがされてますが全て足すと当然100%ですね しかしヘソの場合は出玉の無い突然確変15%が含まれています 前回に書いたようにボーダーラインを求めるのに出玉無し当たりは計算から除外しないといけないので ヘソの出玉有りの振り分け率は85%となります ヘソ16Rは突然確変込みの100%の時に占める割合は18%になってますが 突然確変を除外した85%では割合が変わりますよね これを計算します ※100%=1となります 0.18÷0.85=0.211764706 ヘソ出玉有り大当りの約21%が16Rというのが分かりました 16R獲得個数1860個にこの21%を掛けます 1860×0.211764706=393.88 同様に各ラウンドも計算します 16R…393.88個 11R…45.17個 9R…37.05個 7R…28.94個 5R…20.47個 実質10R…251.76個 通常13R…572.35個 これが各ラウンドの振り分け率を考慮した獲得個数 すべてを合計すると1349.62個ですが、キリよく1350個としましょう この1350個がヘソで大当りした時の平均出玉になります 電チューも基本的に同じですが出玉無し当たりが無いのでそのままの振り分け率で計算できます ※計算は省略します 電チューの平均出玉は1310個になります ※ヘソより電チューのほうが平均出玉が少ない珍しいタイプです これでヘソ・電チュー共に平均出玉が出ましたが、求めたいのはヘソ・電チューに関係なく1回あたりの平均出玉です なので前回の「出玉有り平均連チャン」を使って純粋に1回あたりの平均出玉を計算します 「出玉有り平均連チャン」 ヘソ[1連]+電チュー[2.758連]=3.758連でしたね これにそれぞれの平均出玉を掛けます ヘソ1350個×1連=1350個 電チュー1310個×2.758連=3613個 出た数字を一旦合計してから出玉有り平均連チャンの3.758回で割ると純粋に1回あたりの平均出玉になります (1350+3613)÷3.758=1320個 1320個が機種スペックを元に割り出した大当り1回あたりの平均出玉になります 説明わかりましたでしょうか ここまでの計算は実際出来なくてもちょっと調べれば分かりますから別にいいのですが 次に書く予定の「トータル確率」と「ボーダーライン」については意味をよく考えて読んで頂けたらなぁ…と思います 最後までお付き合いありがとうございました