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パチ&スロ

負けられない闘い 第三部

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ぱんダメんさん

ブロガーランキング:30位
皆さんこんにちは、ぱんダメんです。

やっとこさ「負けられない闘い」第三部を書き終わりました。
因みに今回で完結です!

※表現が汚い為、お食事中の方はお控え下さい


では、第三部スタートです。

開店1時間前、急に押し寄せて来た腹痛。

そしてタイミングを見計らって脱出劇を試みようとしている「アレ」。

さー困った。さー大変だ!

今すぐ、しかるべき場所に行って対処してやりたいが無理。
なぜなら以前、トイレに行っていた彼らに注意してしまった手前、

『トイレに行くから、御免チョッチ待っててね♪』

なんて口が裂けても言えん。

コレから1時間もこの調子が続くようでは身が持たない。

マズイ!

無だ・・・。俺は空気。何も感じるな。

精神統一を試みると、スッと元の鞘に収まり、落ち着きを取り戻す。

この調子だ。

空・即・是・色・・・。

それから50分程、無になっている事に成功。

全ては順調だった。

しかし、後方からある呪文が聞こえる。

『ちょっと腹がイテーからトイレに行ってくるわ』

あー良いな。あいつらは後ろに誰もいないからトイレに行けるのね。

羨まし・・い。

その瞬間、俺の脳裏に甦る!

またも『アレ』の猛攻が襲いかかってくる。

せっかく封印しかけていたにも関わらず、目覚めてしまった。

苦しい。立っているのもやっとだ・・・。
足が生まれたての小鹿のようになっている。

ヤバい・・・。

進撃が止まらない!しかし、時は止まらない!

「ブイーンッ」

自動ドアのオープンと共にホールもオープン。

NEW島唄全24台は入口すぐに配置。

狙い台は、入口から最も遠い24台目の角。

無意識に一瞬トイレマークが目に入ると、「放出OK」と体が錯覚し、
更なる攻撃を俺に仕掛ける。

しかし!まー待て!ココで負けを認めたら、全ての我慢が水の泡。

白眼を向きそうになりながら、俺は狙い台に向かう!

遠い・・・。

後ろに並んでるグループの連中も律義な連中で、俺の狙い台は狙わない。
余裕でぶち抜いて取れたはずなのに。

なんてマナーの良い奴らなんだ。
先日、注意した時も本当にトイレに行っていたのではないか?

申し訳ない事をした・・・。

死にそうになりながらも、狙い台にペットボトルを置いて確保。

感覚としては、2段階ある天井搭載機の第1天井に到達した気分だ!なんて思うはずもなく、なんとも言えない気分だ。

良し!後はトイレに行くだけ。

トイレに行けるという安心感からか、奴の攻撃は勢いを増し、
いよいよ本気で脱出しようとしている。

ファイアードリフトの通称「プププ」音に似た音を出すお尻さん。

ま、まずい。そろそろ俺も限界か・・・。

ダメだ!ここまで頑張ったんだ!

この闘い負けられない!俺は負けん!
気を許し、解き放ってしまったら俺は人として何かを失ってしまう。

やっとこさ、トイレに到着し、鍵穴をスコープ!

信じられない事に2つとも赤!つまり、入ってるってことだ。

俺のお尻もいよいよ赤信号、いや、そのレベルじゃない。レッドゾーン突破だ。

俺は天を仰いだ。

「もう駄目だ・・・ジーザス」

その瞬間、

「ジャーーー♪カチャリ」

満面の笑みで出てきたスタッフを押しのけ、便器へトライ!

「間一髪」。この言葉は、この場面のためにあると思ったほどだ。

天国と地獄を同時に味わった感覚だ。

二度と腹痛に悩まされない為にも、これでもかって位、慎重に対応。

よし!準備万端!
後は、NEW島唄のストックを放出するだけだ。

意気揚々と自分の台に帰還。

ところが、そんな決意と裏腹に自分の台に戻ると、知らないオジサンが座っておりました。


「ホワッツ???」


聞けば、台が空いていたとの事。

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なーるほど♪腹痛と繰り広げた一進一退の攻防の間に、あのペットボトルは撤去されちゃったのね♪
ううう・・・笑えない(泣)

この日、俺は色んな物を失ったけれど今では良い思い出。

皆さんもトイレを済ませてから並ぶ事を、オススメいたします。


「負けられない闘い」全三部を最後まで読んで頂き、ありがとうございました。ちょっぴり汚い内容となってしまい申し訳ありません。最後にお詫び申し上げます。

では、今回はこの辺で失礼いたします。
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