「途上国の子供が食べ物に飢えているように、先進国の子供もまた他者からの愛情に飢えている」 これはかの有名なマザー・テレサの言葉 (とりしゅ-さんじゃないよ) 人間はある欲求が満たされたとき、幸福を感じることができる では欲求にはどのようなものがあるのか マズローの欲求5段階説で例に上げてみます ①生理的欲求(食べたい、寝たい等) ②安全・安定の欲求(安全な生活を維持したい等) ③所属と愛の欲求(会社に入りたい、結婚したい等) ④承認の欲求(他人に認められたい等) ⑤自己実現の欲求(理想の自分になりたい等) (①②物質的欲求、③④⑤精神的欲求) もし、今幸せではないと感じている人がいれば このいずれかの欲求が満たされていない可能性があります しかし、マズローの欲求5段階説には パチ・スロのような 娯楽の欲求は含まれていません 娯楽は一時的な気晴らしと位置付けられ、さほど重要な欲求ではないと考えられます 現在の日本には物が溢れ、人々は物質的な豊かさよりも 精神的な豊かさを強く求めます なかでも最終的に辿り着くとされるのが、⑤の 自己実現の欲求です 先程娯楽は重要な欲求ではないと書きましたが 趣味の世界でこの自己実現の欲求を満たしている人もいます (どっちやねん) 自己実現の欲求は成長欲求とも呼ばれます 自己実現において最も重要なのは 自分がどうありたいかを明確にすることです 時間をかけてでもじっくり自分と向き合う必要があります 具体的に目標設定が定まったら、次はそのための行動に移らなければなりません 行動しなければ何も変化は生まれません でも失敗したらどうしようと不安になって動けないときは 自分が進むべき道の先輩(成功経験者)の考え方や方法論を参考にするといいでしょう これなら自分にもできるかな、 頑張ればできるかもしれないな、 やってみようかな、 よしやってみよう! となればこっちのものです 目標に対して自分はやれるという意欲のことを 自己効力感といい、これにより人は活動的に動くことができます 行動に移ったら、それを継続する必要があります 途中で、もうダメかもと不安に陥り苛立ち傷付くこともあるかもしれません しかしそれは自分が、自らの幸せという目標に向かって前進している証でもあり 喜ばしいことなのです (どんだけドMやねん) 自分がどうありたいか これさえ見失わなければ、必ずまた立ち上がれます 夢や目標、明確なビジョンを持って 充実した毎日を送る 人によっては、それが幸せな状態と言えるかもしれません 人間、今現在が幸せならば 後ろめたい過去も肯定的に捉えることができますし それが無理な場合でも、今ある幸せを維持することに集中すれば 過去にとらわれなくなります 最後にひとつ付け加えるとすれば 可能な限り、自分の手の届く範囲の人達に自分の幸せを分けてあげましょう 自分の周囲の人間の幸せは、必ず自分に返ってきます 私には難しいテーマでしたが、皆さんも一度考えてみてはいかがですか? 結局、幸せになるためには努力が必要という ありきたりな結論しか導き出せなかった私は きっとIQ100程度だと悟りました (テストやってないけど) 世の中には知らない方が幸せということもあるのです