パチンコで どんな激熱のリーチがハズレても凹んだり心が折れたりしないのだが ログもレスも回答も何も載らないのは 心が折れる さすれば 原点の原点を書いてみようではないかと思う パチンコの原点というと 古くは17世紀イギリス 玉と釘を使った単純な縦型の「マーブル」 その後18世紀末期イギリス 「ウォールマシーン」 壁に取り付けて遊ぶ縦型の盤面にコインを打ち上げ 釘や単純な役物を経て入賞を競うもの それから フランスでは 「マシン・ア・スー」 アメリカから 「バカテール」「コリントゲ-ム」 など それらが日本に持ち込まれ 1923年頃いろんなレジャー施設に置かれていたようだ と同時に そうしたマシンに触れた関係者ら(遊技業者とかかな)が 日本風にアレンジして改良を重ね おもちゃとしてデパ-トの屋上などに子供向けに設置し始める 縁日でも 当たり穴に入ればお菓子がもらえるといったコリントゲ-ム風の横型おもちゃが置かれていた記録もあるようだ それらがまさにパチンコのルーツではないかと思われる 日本独特の文化遊びであるパチンコは 元々は海外の模倣 日本人得意の物まねの上手さ手先の器用さ 創意工夫などから パチンコは誕生発展していくのだ そして 子供のおもちゃから大人が遊ぶ娯楽機械に変化を遂げる 最初は 一銭銅貨を入れると玉が出る方式とか メダルを入れる方式とか 入賞すると 一銭銅貨が払い出されるものなどであったらしい 1930年 自動遊技機営業許可され 法的に許可されたパチンコホールが愛知に誕生する 当時のパチンコに機種名などはなく 開発又は工夫した人の名前で呼ばれていた 人気を集めていた一銭パチンコだが 法整備もなく直接一銭が払い出される射幸性が強いものとして パチンコ禁止令が出る その後 メダルや銅貨ではなく玉が払い出されるパチンコを作り 再びパチンコは活況を呈する……… かに見えた だが 1936年 二・二六事件 1937年 日中事変 戦時特例法によりパチンコ店の新規開店禁止 そして 1941年 太平洋戦争勃発 パチンコはその前年から不要不急産業として全面禁止 パチンコ店はすべて閉店 パチンコ台はすべて処分となる と ここまでかなり簡略化して書いたのに これだけの文字数を使ってしまった まだ 正村ゲ-ジすら登場していない と、ここで パチンコは いつでもどこでも そしていつまでもあるのが「当たり前」 と思っていたら大間違いだと思う いつ何時いかなる理由で突然なくなってしまうか わからない ということだ だから毎日いつでもどこでもパチンコがあって 打ちたい時に打てる そんなことは奇跡だと思わなければいけない と思うのだ さて 戦後の続編はいつ書くか それもわからないが ひとまずこれにて それではまた