会社で パチンコは「出たら設定がいいし、出なかったら設定が悪い」 とか言うオッチャンがいて 自分が 「今のパチンコに設定はないでしょう? あるって言うなら何段階設定で確率は?」 と聞くと そのオッチャンは 「そりゃわかんねえけど………… あるんだよ」 と言うが そんな会話をしていると 疲れる パチンコの設定というと CR機初期の3段階設定が有名だが その少し前に パチコンというものもあった 1980年代後半に出始めて 一般的に有名になったのは 1990年代初頭に出た 「GIGA」や「ジェネシス」など ユニバ-サルグループから出たもので 6段階設定 当時ユニバ-サルは日工組に加盟していなかったが 日工組所有の特許を使えないなどマイナス面もある中で 逆に組合の規則に縛られることなくそれを逆手にとって パチスロの6段階設定を取り入れた そして ヘソの釘がない アタッカーのVゾ-ンがないなど 他のデジパチと違う部分がいろいろあり 通常時の電チュー補整機能もあって 回りが落ちると電チューが開いて ある程度回りを安定させようとするもの なにしろ 「釘調整いっさい不要の未来型パチンコ」 と言われたものだから あと 設定変更は見抜けたが設定いくつか判別は困難だったかと 大当たり周期は4.6秒とか長かったが 肝心の設定を見抜けないと攻略も難しかったんじゃないか 話が変わって機械割 パチスロはゲ-ム数に応じて 400ゲ-ムで300%未満 6000ゲ-ムで150%未満 17500ゲ-ムで120%未満 下限は55% と機械割の規定が決まっているが パチンコの場合は ゲ-ム数ではなく時間当たりの発射玉数に応じて 1時間で300%未満 10時間で50%以上200%未満 とかだったっけかな? あくまでも 打ちっぱなしで行われる試射試験における規定では 他にもいろいろあるし 変わっているかも知れないし正確でないかも知れないが で パチスロは設定ごとに機械割何%とか出ているが パチンコは設定がないから ボ-ダ-回転率から割り出してくれよ ってことなのだが 同じ釘調整の台を打っても 打ち方ひとつで その台の機械割がある程度変動し 微妙な台でも上手い人が打ったら高設定になりうるかも知れないし 下手な人が打ったら低設定になってしまうかも知れないというのが 面白いところだ いくら回っても当たらなければ勝てない 連チャンしなきゃ勝てない というのは 事実だが真理ではない 極端な話 3個に1個以上玉がスタートチャッカーに入る台を打てば 当たらなくても勝てる だが現実的には不可能であり パチンコなんて所詮は無駄玉ばかりを打っているゲ-ムだから 無駄玉と生き玉の比率で勝負している世界 ずうっと暗礁に乗り上げている 「封入式パチンコ」は ついつい自分はパチコンを想像してしまって いずれほんとに釘は関係なくなり 設定がすべてで天井、モード、ゾ-ンなんてパチンコになっちゃうんじゃないの? なんて危惧も……………… そういえば 新内規でヘソ賞球1個ってのも 昔あったと思うけど すぐになくなったんじゃ? けっこうパチンコの歴史も繰り返していることもあるし いろいろ厳しい時代になっていき 打ち手も厳しい目を持っていかんとね