みなさんこんばんは いつもご愛読ありがとうございます とりしゅーです 前作、タイトルもちろん『摸索』です って事で続き とにかくパチを打つようになって、ガンガン攻めてました すると当然、わずかばかりにあった貯金まで無くなっていくのです あれ?おかしいぞ? 雑誌を読んで、根拠のないオカルトを試す (当時はオカルトかどうかわからない) ホールでの実戦で気付いた事を次でまた実践する 何がダメか考えて反省して次に活かす… でも反省するポイントがズレているのですから、成果が上がるわけがありません そして自分自身が斜めに傾いているのですから 自分が道から逸れている事にも気付けません 後ろから見る人がいたら、わかったでしょうね 同じく傾いてる人ではダメですが で、そうこうしながら、私はついに昔の雑誌によく付いていた葉書に手を出しました… ええ、攻○法とか書かれた『あれ』です 初心者ですし、そんなものもあるのかという感じ そんなの嘘だろ?と思いながらも心の片隅では『そのうち少しでも本当だったら』と 淡い期待を胸に抱きます 何て事はありません 行動の原理は単なる『欲』ですし、『楽したい』という思いからです 購入費も安く、確か1万5千円くらいだったので まぁこれくらいならいいかという軽い気持ち 導入部分の敷居が低いのは常套手段ですね すぐに教材とカセットテープが届きます(笑) 私は真剣に勉強しました でも多分その頃の私と同様、みなさんの期待も裏切ってしまうと思うのですが そこに書かれていた事は、至極当たり前の事ばかりだったのです 確かに私の求めていた事は攻○法でした 葉書があったページにも書かれていた事は、何手順で当たりを誘発とかそんなもの おいおい、どうすりゃ勝てんねん とか思いながらも、読み続けます ホールが経営する為に必要な事(人件費やら何やら)、パチの様々な用語や名称(釘やらシマやら) そして釘の説明等々…… 書かれている事は本当に当たり障りのない内容 だから普通は『何だよこれ、騙された』とか『次、次』となっていたでしょう でも私にとっては目から鱗だったのです ダービーキングの時も多少釘は見ていましたが それは羽根物がアナログだったから 機械に支配されている(ように見える)デジパチは、釘より『大当たり』だったのです でも私はこの拙い教材のお陰で、きっかけを与えて貰えたのです それからはまず一番に釘を意識するようになったし 雑誌の白黒ページも読むようになりました 全部が全部変わったわけではありませんでしたが この教材に付いていた収支管理ノートを使って、その日から収支も付けるようになりました 私にとっては1万5千円どころの価値ではなかったわけですね 一歩間違えたら更に大失敗をしていたでしょうが その後も数年に渡って葉書が届いていましたからね(笑) みなさんの周りにも、気付くきっかけってゴロゴロしていると思いますよ それは時には自分の失敗という事もあるはずです ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました とりしゅーでした