みなさんこんばんは いつもご愛読ありがとうございます とりしゅーです 少し前にあるスレで、 『(へその)右釘が左釘より長い台があったんですが、それって廻りますか?』 という質問がありました この質問を見ても、ほとんどの人は意味がよくわからないかも知れませんね 実は丁度そういう台を少し前に見つけていたので 写メを撮ってきました こんな感じです(機種はライダー)
右の釘が長いと言うより、本当は左の釘が短くされているんですね どういう事かと言うと パチンコの釘は真鍮という弾力性のある金属でできていますが 特に命釘(ヘソの釘)は頻繁に調整されますし、玉も横や上から当たります そうすると、長い事使っていると折れてしまう事があるんですね 当然、命釘では左の釘の方が玉が当たりやすいので、折れる頻度は高いはずです。 折れたらどうするかと言えば、新しい釘を打ち込むのですが 恐らくこの時に、長さが違ってしまう事があるのではないでしょうか? (わざととは思いたくない) もしくは深く打ち込まなければならない事情があったのか…… では、こういう台…… 滅多に出会う事はないと思いますが、出会ったとして 私は打つべきではないと思います 長さが違うと、釘の頭の出っ張りの分だけ玉の通り道が狭くなってしまうからです 適当な資料がなかったので、描いてみました 絵心は満点ですが、まぁイメージが伝わればいいですよね
釘が少し開いていても、結局は頭の部分が邪魔になっていますね この開きで、仮に左の釘も右の釘と同じ長さであれば 問題なく通る幅になっています では、もう一度ライダーの写メを
改めて見ると、左の釘が新しいのがわかりますね 根元も打ち直しの為か、何かで補修しているような感じがします (この辺の方法はよく知りませんので) そして、釘は開いていますが、左の釘の頭が邪魔になるのも注意して見るとわかりますね 昔は敢えてこういう風に長さを変えて『騙し釘』にした事もあったそうです まぁ命釘以外ではあまり考えられないですが もし長さの違う命釘に出会ったら、打たないようにしたいですね みなさんのにも、長く使われている台には長さの違う釘があるかも知れませんよ 左のヘソだけ新しくされている台は、けっこう見つかると思います ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました とりしゅーでした