やりましたっ(●゜▽゜)/ なかなか記事が反映されないので、大幅に改変。 問題があると思われる語句を全て削除して、パチンコ話を足してみました パチンコホールで捕まえて・13 そして、俺が『彼女からコーヒーを買って、パチンコで大勝ちする』という目標を立てた日から、僅か1週間後。 彼女の居るホールは、改装工事の為、1ヶ月間の長い休みに入った。 俺はというと、すっかり意気消沈してしまった。 1ヶ月後に営業が再開されれば、彼女にまた会える筈なのだ。 だが、嫌な胸騒ぎがしている。 このまま、二度と会えなくなってしまうような気がするのだ。 まだ、歳も、名前すら聞いていない……あの子に。 彼女に会えない1ヶ月間、俺は久々に他のホールにも行ってみた。 実は、彼女の事を抜きにしても、俺はパチンコ自体に楽しみを見つけ始めていたからだ。 イベント中のホールを渡り歩いて、様々な機種に挑戦してみた。 俺ときたら相変わらずの強運で、どのホールでも、ほぼ勝利を収めた。 10連チャン以上する事もよくある。 特にエヴァンゲリオンとは相性がいいようだった。 まぁ、稀に負ける事もあったのだが、彼女がいなくても、パチンコはやっぱり楽しかった。 そうして、 彼女の居ない1ヶ月間は、瞬く間に過ぎていった。 1ヶ月後、店はほんの少しだけ改装し、営業を再開した。 だが、俺の嫌な胸騒ぎは的中し、彼女の姿は店内のどこにもなかった。 休みという事も有り得るので、ホールスタッフに尋ねてみたが、あえなく『彼女はやめた』と返されてしまった。 俺は完全に打ちのめされて、フラフラとホール内を意味もなく歩いた。 彼女が、まだホール内にいる様な気がしたからだ。 あの通路の隅で、いつかみたいに、掃除のおばちゃんと話し込んでいるような気がしたからだ。 だが、彼女の姿はやはりどこにも見当たらなかった。 もう、仕事もパチンコもやめてしまおうと思った。 せっかく、彼女の事を差し引いても、パチンコ自体が楽しいと感じ始めていた矢先の事だった。 今日だって、本当はパチンコを打とうと思っていたのだ。 俺は諦めてトボトボと家に帰ろうとしたが、ホールから出ようとしたその時、肩を叩かれ、突然誰かに呼び止められた。 Next⇒