これは言わいる『センス』と言うものだと思います。 こればかりは、場数を踏んでもどうにも成らない。 私は仕事を、ある程度までは直ぐに覚えるので、器用と言われる事が有ります。 (何か物を作るのは不器用ですけども) 自分では、仕事を直ぐに覚える方だと自覚していますが、器用だとは思ってないです。 この器用ってのが、言わいるセンスなのかと思います。 ある程度までは、このセンスだけで仕事が出来るけど、その上を目指すにはセンスだけじゃ駄目かと思います。 んぅ~・・・ プロ野球選手やプロサッカー選手は、センスだけでは、どうにも成らんから、試行錯誤し努力してるんだと思います。 (当人は、努力と思ってなく、好きだからやってるだけなんかと思います?) 私が好きでやってる事と言えば、今はテンカラです。 基本的な仕掛け、どんな竿を使ってやるのかとか、基本中の基本的な事は知ってましたが、何も知らない同然から始めました。 キャストの仕方を本で調べたり、動画を見ましたが、細かいところが分からない。 取り合えず毛鉤は飛んでるけど、毛鉤を飛ばすと言う感覚は丸で無かったです。 シマノの天平を使う様に成り、毛鉤が飛んでるかなぁ?と言う感覚が分かり掛けました。 鬼竿typeⅢを使う様に成り、毛鉤を飛ばすと言う事は、こう言う事なんだと言う感覚を掴みました。 釣りも道具じゃないけど、やはり、いいものを使わないと。 いい加減な物を使っていては、いつまで経っても分からないと思います。 特に、テンカラは道具に依存しない釣りですが、いいものを使う事で、分かる様に成ると言いますか、いいものを使う事で、毛鉤を飛ばすと言う事は、こう言う事なんだと言う感覚を掴め易い、掴めると思います。 (いいものとは、決して高価なものを指してるのでは有りません) きちんと毛鉤を飛ばせるもの。 毛鉤を飛ばすと言う事は、こう言う事なんだと教えてくれるもの。 (こう言う竿と巡り合うには、多少の出費が伴うけども。) 私は、そう言うものを指して『いいもの』と考えています。 場数を踏んでも、どうにも成らないセンスは有ります。 が、センスが有っても、場数を踏まないと、どうにも成らない事も有るかと思います。 好きで続けていれば、センスは無くても、それが体に染み付いた技術に成ると思います。 それには『いいものとの出会い』が必要だと思います。 私にとってのいいもの。 それは、天平で有り、鬼竿typeⅢであり、パックテンカラです。 上記に上げた3本の竿は、私にとっては『とびっきり』な竿で、本物中の本物の竿です。 私には『とびっきりな竿』ですが、貴方に合うかは、また別物。 貴方な合う竿。 龍の鱗を持った様な、本物の竿、とびっきりの本物の竿と出会えたら、出合えたらいいですねぇ。