テンカラで私にセンスが有るかと、訊ねられたら? 自分には、センスが無いと即答すると思います。 私のテンカラを、他人から評価して頂いた事がないです。 昨年、奥静に一緒に行ってくれた友人は、私のテンカラを見て、何も言わなかったです。 『自分が思う様にやればいい、自己流でも、渓魚を釣り、自分が満足する釣りが出来れば、それでいい』と言う考え方の持ち主で、他人のテンカラに、とやかく言う事を嫌う人だから、何も言ってくれなかったんだと思います。 ただ、テンカラで瀬を釣る時のアドバイスを求めたら・・・ 『自分なら、こうしてる』って事を話してくれました。 また、私が得意とするテンカラを話しましたら、それを武器にして、餌釣りで竿抜けになる様なポイントを攻める事が出来れば、釣果が伸びるから、それに特化したテンカラを目指すのもいいともアドバイスを頂きました。 私には、テンカラのセンスは無いと思います。 渓魚を掛けてからのやり取りに付いては、センスと言うか、他の釣り(特に、吸い込み仕掛けでやった野鯉釣り)で培った、魚を掛けてからのやり取りには、自信が有ります。 ガッチリとフッキングさえしていれば、バラさない自信が有ります。 渓魚で、ハリスを切る様な大物に出会った事は無いですけども、ハリス0.8号で、40㎝までなら、フッキングさえしっかりしてれば、バラさない自信が有ります。 (釣り堀でなら、50㎝を有に超えた60㎝級のニジマスを釣った事が有りまして、その時のハリスは0.8号でした) 野鯉釣りしていた時は、道糸10号でも切られてしまう事が何度も何度も有りました。 これは、鯉の体に道糸が巻かれて、胸ヒレや背ヒレのギザギザした骨で切られるのが殆どです。 体に巻き付けられなければ、余裕で取り込める道糸号数です。 1m級の鯉が掛かっても、取り込める号数です。 鯉が泳ぐ時の瞬発力は、渓魚より劣りますが、体にラインを巻き付けられて、泳ぐ時の瞬間的な速さで切られてしまうんです。 渓魚には、胸ヒレや背ヒレには、鯉の様に、太くてギザギザな骨は無いですので、強引なやり取りをしなければ、切られる事は無いと言うのが持論です。 切られるとすれば、ローリングされて、ハリスが縮れて弱く成った場合。 大物ほど、ローリングして、ハリスを切る事が出来ると学習しています。 テンカラで私にセンスが有るとすれば、渓魚を掛けてからのやり取りだと思います? キャストし難くなるけど、今度、0.3号のハリスでやってみようかと考えています。 無理なやり取りをすれば、簡単に切られてしまう号数かと思います。 私にセンスが有るとすれば、魚を掛けてからのやり取りだと思います。 キャストして渓魚を掛けるまでは、私にはセンスは無いと思います。 凡人以下かと思います。 そんな腕前でも、渓魚を釣る事は出来ます。 渓流釣りは難しいと良く言いますが、釣り自体は、そんなに難しくはないです。 渓魚に悟られない様に、アプローチが出来てれば難しくない釣りです。 よっぽど、海のチヌ釣りの方が難しいと私は思います。