続き まだ本来の動きがとれはしない。 (やはり、確率内では当たりは引けない。) 友はそれでもミットを構える。 (回転力は期待値を稼げる。) 彼は体力が続くまで打ち込もうと無心となった。 (持ち玉が無くなるまで打ち込もうと続けた。) 続けて打ち込んだその時、手応えのあるワンツーが快音を響かせた。 (回すコト362回転。次回予告で『最後のシ者』が出た。) 友は彼に声を掛けた。 『勝ったな。』 彼は応えた。 『あぁ。』
友はジムを去った。 (通常を持ち玉でこなせた。) 彼は快音を響かせたワンツーを忘れまいと、ジムに残りシャドーを繰り返した。 (確変中、止め打ちで玉増えを繰り返した。) そして……。
彼のジャブから入るワンツーは完成した。 (時短引き戻しも含め、10連を超えた。) 心地いい疲れがパンチのイメージを広げていく。 (モチベーションは回復し、再び期待値を追う通常をこなす。) 続く