ボクサーになった気分で綴ってみます(・∀・) 2月 1月のダメージがまだ治りきっていないながらも、彼は練習を再開する。 今日の所は先ずランニング(甘海)だ。 やはりダメージ(ハマり病)は深刻だ。 思う様に足が進まない。(当たりが引けない) だが、彼は走った。時折シャドーを織り交ぜながら。 (打ち続けた。時折周囲を見渡しながら。) 体が温まるにつれ、リングのイメージが晴れていく気がした。 (細かい連チャンで持ち玉になり、少し気が楽になった気がした。) ジムに戻ると懐かしい顔がミット打ちを買って出てくれた。 (バラエティーコーナーに行くと、新台のシトフタライトが空いていた。) 彼は何かを吹っ切った様にミットを打った。 (楽しまなきゃパチンコじゃねぇとシトフタライトを打った。) 始めは思う様に打ち込めなかった。 (始めはストロークに手間取った。) だが、友のミットに長年打ち込んだフォームは流れを掴み、小気味良い快音を刻む。 (だが、シトフタを打ち込んだストロークは定まり、程良く回転力が取れた。) 続く