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エヴァ百物語1-3

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●ゆ ず●さん

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そんなね、わけのわからない、聞いたことあるような、ないような言葉が頭の中でこう、ぐーる、ぐーる、って回ってるんだ。

不思議だなぁ

こんな不思議なことってあるんだなぁ、って、私思いましたよぉ。



眼鏡をかけたその女性がね、私をいままでY子さんの霊から守ってくれてたんだなぁって、そんなことを思っていたんですがね









フッ…










と気がつくと、私、ハンドルを握ったまま放心してましてね

一瞬、何がおこったかわからなかった

だって、不思議なんだなぁー

気がついたら、眼鏡の女性もいないんだ。

さっきまで自分がいた夕暮れのね、街にね、私まだ立ってるんですよ。





私その時思った。

あぁ、これは霊の仕業だなぁって。



どれくらいそうしてたかなぁ

サングラスをかけた中年の男性がね、私にいうんですよ。

『必要だから呼んだまでだ』って。



そうなんですよ

私、また呼びもどされちゃったんですよ!

あぁもう嫌だ、嫌だ、怖いなぁ~助けてくれ!

てね、祈ってましたね。

眼鏡の女性の霊はね、私を助けようとしたんだ

だけどね

Y子さんの霊は私を許しちゃくれなかったんだ、って。









しばらくさまよいましたね。

すると、何か懐かしいなぁ。不思議だなぁ、そんな感じがしたんですよ。



気がつくと、私の目の前には、またあの時の金の扉がありまして

あっッッッッ!

と思ったと同時にフッ!

と消えちゃったんだ。

あぁ私はもう戻れないとこまで来ちゃったんだな

そう思いました。



何かあるときいつも耳元で聞こえてた『リーチ!』っていうね、女性の声のような耳鳴りがね、もうしないんですよ。

あれ?おかしいぞ…

さっきの金色の扉は何だったのかな…

そんなことを考えてますとね、



その女性が、地の底から響くようなあの気味の悪い声でね、

『緊急発進に備えて』

と、言ったんです。




いえ!確かに私、聞いたんですよ!

すると





赤い服を着た若い女性がね

私をたすけてくれたんだ!

目標消滅!

私、ついにY子さんから助けられたんだなぁと思うとね、腰をぬかしちゃってね、



あの時の赤服の女性…あれは亡くなったA子さんだったんじゃないかなぁ、って。
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