株式会社北電子は8月27日、新機種・パチスロ「テイルズ オブ デスティニー」のプレス発表会を東京ドームシティプリズムホールで開催した。

本機のコンテンツ「テイルズ オブ デスティニー」は、1997年にプレイステーション用として発売したゲームソフトで累計出荷で160万本（リメイク含む）を記録した人気作品。デスティニー、ファンタジアなどの「テイルズオブ」シリーズで見ると、全世界でシリーズ累計出荷で1500万本を誇る。

発表会では、同社取締で営業本部長の渡辺経男氏が登壇し、「バンダイナムコさんの映像技術、北電子のパチスロ開発能力が融合した作品となった。作品のスリル感、世界観を楽しんでもらいたい」と挨拶した。続いて、「運命をテーマにした」という本機の機種紹介PVの上映があった。

この後、本機の主題歌を歌うDEENが登場し、デビュー曲の「このまま君だけを奪い去りたい」をはじめ、「翼を広げて」、「ひとりじゃない」、「瞳そらさないで」の懐かしのヒット曲をメドレーで披露。さらに本機のテーマソングとなっている「Future」、「夢であるように」も歌い上げ、ミニライブは大いに盛り上がった。

ステージでDEENの池森秀一（ボーカル）さんは、「テイルズシリーズはドラマ、映画になってもおかしくない素晴らしい作品。その作品がパチスロの中でも１つの物語となっていることは非常に驚きを感じます。その中にこの歌が入ることは凄く嬉しい」と語っていた。

また、株式会社バンダイナムコスタジオ テイルズオブシリーズ・チーフプロデューサーの馬場英雄氏は「ファンタジーの世界観をパチスロとしてどう夢中になって遊んでもらえるか、北電子さんと考えぬいてきた。シリーズを好きな方も、新しい映像を盛り込んでいるので是非楽しんでほしい」とアピールした。

本機は40～100Gのランクアップ式ボーナス（擬似・1Gあたり約2.2枚）を連続して増やすタイプで、ボーナス中の特定小役成立で上乗せ特化ゾーンの抽選を行う。特化ゾーン突入時はボーナスストックを上乗せするタイプで、この中でも「デスティニーゾーン」突入時は上下左右のレバーの入力方向に応じて、告知演出が変化する新機能が搭載されている。

ホール導入は10月を予定。