こういう感じでずっと旦那の悪口言いまくってた
バブル世代のお姉さん職員がいた。
昼も夜の飲み会も旦那の愚痴ばかり。


例えば綺麗好き過ぎて
ゴミを家の中にためておくことが出来ず
なるべく外出先で捨てて家ではゴミを出さぬよう
最新の注意を払わなければならないとか。


ソコソコの一部上場企業に勤め
娘も息子も程度の良い私立高校に息子は大学まで行かせられ
稼いでくるので暮らしに事欠くこともなく
自分じゃ貧乏でタイムセールやバーゲン使いやりくりしてる
とか言うのがご自慢だった。


でも一般家庭より裕福な暮らしに
夫は綺麗好きなだけで浮気も暴力もギャンブルもせず
金遣いが荒いとかそういう事はなく
言うなれば女扱いされてないとか
優しさ思いやりが足りない
気遣いやたった一言のありがとうもない
その程度なんだったと思う。


お姉さんの方はパチ打ってたけど。


人によりストレスに感じれば苦痛だし
相性も合わないけど口で言うほど
本気で離婚も考えていないように見受けられてた。



だが先日４８歳の若さで旦那が急死した。


職場の女の子達を連れ通夜に行って
本当に驚いたのが


アレだけ旦那嫌いと言ってた彼女が
ひと目も憚らず泣きじゃくっている！


どうも急性心不全であっという間の出来事で
更には家庭でのストレスに耐えられなかったと言われ
奥さん側は気が強く嫌味やなんやら言われるのが
苦痛で堪らなかったらしい、と、会社側の言いぶん。


まぁ……分かりませんが
彼女以上に辛かったのが旦那側だった
の、かも、しれないのです。


単に不器用なだけで感謝もしてたけど
女性には口ではかないませんから男性陣は。




夫婦てはたから見てるだけじゃ分からない