完全に超絶個人的趣味のログです。
苦手な方や興味ない方はスルーしてください。
私は自他ともに認めるオタクである。
それこそ小学生のころから、まあオタクって分類でいいんじゃないか、という嗜好をもっていたと思う。
読む、見る、聴く、観る。
どうあれ、好きな作品は、這ってでも、この身におさめるのである。
そんな私が人生でランキング5に入る大好きな作品。
『ARIA』
本日は、これの劇場版をを観るために、札幌まで遠出。
ずっと楽しみにしていた。
楽しみすぎた。
前売り券もばっちり購入済。
当日は6時に旭川を出て、8時に映画館に入場。
即座にグッズの販売に並び、買いあさった。
これらが戦利品。
ひとつ後悔すべきは、アリア社長のぬいぐるみ。
これ、かぶってる。
前にネットで予約していたの忘れてたよ。
もったいないので、姪っ子が遊びにきたときにあげようと思う。
で、だ。
DE,DA。
内容はね。
期待通り。
劇場版だぁ!!! って感じで気張ったものがない進行に、変わらないものを目の当たりにして。
開始5分で涙腺が決壊しかけるという事態に笑
アテナ先輩が髪長くなりすぎていて、「そういや灯里も髪伸ばしてるけど、原作終了からどんだけ時間経ってるんだろ」とか気になった。
ついつい噴き出すシーンもあり。基本的にはくすっと笑う流れが多い。
ストーリーは、あんな感じでいいんじゃないでしょうか。
アッヴェニーレという主題は、「未来」という意味らしく。
「こんな感じで未来は続いていきますよ?」っていうのを見せたかったのではないかと思います。
特別なオチ、とか無理してつけたような感じのはいらん。
(第二幕だけは無茶だったと言えるが)
予算の関係かしら。
水の表現は、TVシリーズよりも、繊細で。光の入り方や跳ね方なんかも、綺麗すぎ。
波の揺らぎなんかは、実際にはゴンドラはこんだけ揺れるよなーとか分かるレベルで。
よろしかったんではないでしょうか!(おいら、作画とかには、あんま興味ないもんで)
作品が分からない人のために、いちおー軽く解説しておくかね。
現代より何百年も先のお話。
人類は未来において、火星を第二の地球として生物の居住が可能な惑星へと「テラ・フォーミング(地球化)」することに成功。
荒涼とした赤い惑星は、水の惑星へと生まれ変わり、「アクア」と呼ばれるように。
物語は、地球のヴェネツィアをそのまま模してつくられた「ネオ・ヴェネツィア」を舞台に繰り広げられる。
地球のヴェネツィアでいう水先案内人であるゴンドリエーレは、アクアでは「ウンディーネ」と呼称され、観光でにぎわうネオ・ヴェネツィアにおける女性の花形職業として人気を博している。
主人公は地球出身の、水無灯里。水先案内人になるべく、水先案内業界でも老舗である「アリア・カンパニー」の新人として働くために、地球からアクアへと訪れるところから始まる。
って感じですなあ。なんか違ったら、すみませんねえ。自分でいうのもなんですが、何も見ないでもこんくらい紹介できるくらいは、好きなつもりなんだなあ。
この作品のコンセプトは「未来ヒーリング」です。
未来で、SFで、火星で!!
あえて、そんな要素をぶち込みながら、ヒーリング!? と思ったんですよ、最初は。
日常系、ともちょっと違う。
あの要素を詰め込んだ舞台だからこそ、表現できるものがあるなー、と。それを発見できる度に読者や視聴者は喜びを感じるものがあるんじゃないかしら。
コミックを読み終えたら、ネオ・ヴェネツィアにいきた過ぎてつらくなること間違いなしです。
賭けてもいい。何とは言わないが決して。
かくいう私も、空想のベネツィアは無理なんで、現実のイタリアにあこがれを募らせ、お金を貯めたり、イタリア語を勉強したり、けれど、やっぱりイタリア語が難しすぎて、挫折したりもしました。
もうね。
登場人物たちの人柄、空気感、感性やセリフに至るまでもが、素敵で埋め尽くされているような作品ですね。
未来ヒーリングの文言に偽りなし。
作中の地球は、科学技術の発展目覚ましく、すべてがシステムに支配され、合理化が進んだ世界。
便利便利で、無駄を省く世界との対比。合理的な世界から、非合理な温もりに触れることは、主人公にとって新鮮そのもの。その感動を描くのが上手だから、我々は魅了されるんだと思う。
はい。
日々に疲れている人には、ぜひともおすすめしたいね。
泣きますよ、きっと。
メイビー!!
百聞は一見に如かず。
観れば、分かるぜ!!!
これは、はたして載るのだろうか・・・・・・? 載るよね? 前も似たようなログ書いたものね。
よろしくお願いしまぁーーす!!!