「仕事はトリック、遊びはアート」 ふつうの考えなら逆だろう 仕事は芸術の集約で、遊びはどうでもよく人には凄いと思わせたいトリックも必要かと… しかし僕の考えは全く逆なのだ もちろん仕事は手抜きしないで、真心を込めてやる必要がある 例えば新しい壁を作るとき、平らなボードと平らなボードの間に、割れ防止の布のテープを貼り、そこにパテを盛り付ける だから最初から平らになんかなりっこないのだ それをいかに平らに見せるかがトリック そのトリックが上手い程、技術が高い(腕がいい)ということになる 野球で難しい球を簡単に取ったり、簡単な球を簡単に取ったり… 音楽では難しい旋律を簡単に演奏したり、簡単な旋律を難しく演奏したりする これは人に感動を当たる為の演出なのだ プロレス然り、マジックショー然り… テレビショッピングであれもこれもサービスで付けているように感じるが、それも金額に含まれているだけ 全身全霊で仕事をしたとしても、儲からなかったら意味がない だから客も会社も自分も幸せにするためにはどうしてもトリックが必要になる 客は金額の安い高いではなく、納得をすればお金を払ってくれるもの 反対に遊びは芸術、楽しみながら技術を磨けばいい また人によく見せる為のトリックは要らないので、ありのままでいい 遊び上手は仕事上手 計画性のある遊びや趣味は、自分を高める 「仕事はトリック、遊びはアート」とは断言できない しかしそういうつもりでいれば、肩の力も抜けるだろう