今の時代、ネットで検索してあらかじめ情報を得てから食べに行くケースがほとんど お店はホームページを作りサイトに載せてもらう またホームページを作っていないまたはサイトに載せていないお店でも、お店はみんなの共有情報としてサイトに載ることも多い 以前秘密の隠れ家的なお店が勝手にサイトに載り、秘密の隠れ家の業務遂行の権利を侵害されたとして裁判になったが、裁判所は原告の訴えを退けた(以後和解) 少なからず店舗の許可なくサイトに載るのは、致し方ないだろう しかしここで一つの問題を提起する サイトで店舗の情報を公開するのは当然かまわないが、お店の味や接客についての口コミは掲載すべきではない その理由はタイトルにあった「味は好み」に尽きる 一方では味が濃いといい、一方では味が薄いという 一方では美味しいといい、一方では不味いという 人の舌は人それぞれで、個人差がある 味覚にしても好みが合えば美味しいと感じる たまたま不味く感じた人が、口コミに載せれば店側からしたらたまったものではない サイトではユーザーの実在を確認するため、認証制で投稿してもらっている つまり常に食べ歩いていて、投稿の実績もある人が選ばれている しかし僕に言わせれば、彼らはプロではない。プロはある程度フェアなジャッチをするが アマチュアは味の好みにとどまらず、ジャンルや店の好みも加味してしまう恐れがある 一般の人は認証されている人が口コミを書いたので、そのほとんどの人が信用するだろう サイトでは「あくまでも個人的な主観であって、ご意見こ感想です」と書いてあるが… 料理は味だけではない 安全性、衛生面、適正価格、提供時間などトータルで判断しなければならない 美味しくだけしたいなら、化学調味料をふんだんに使えばいくらでもできる 健康面まで考えのことだから、そういう味に落ち着く どうして情報だけで店を選んでしまうのか? どうして自分の舌で、確かめようとしないのか? どんなにネット社会になったとしても、最終の判断は自分で下せ 言語の自由、報道の自由があるから日本は栄えてきた しかしあるところで、しっかりとした線引きをしないと、報われない店舗が次々と消えてゆく サイトにしても店舗様があるから、自分達も潤っているではないか サイトの中で口コミを自主規制し、片寄りのない飲食店情報を期待する