数日前、テレビのドキュメントを見た。ある選手が世界選手権で優勝した後 その練習中の出来事。トレーナーがその選手に状況を聞いたところ、受け答えがやる気のない返事でぶっきらぼう この時、コーチがその選手に初めて怒ったという 「お前は確かに世界チャンピオンになったけど、品格でも世界チャンピオンなったのか?」と 「今まで叱ったこと(指導)はあっても怒ったことはなかった」とインタビューに答えた 歌手のマルシアが猪俣公章先生に3年間師事した その3年間の間に歌い方を一度も教えてもらったことがないという 掃除、洗濯、料理など雑用ばかり 歌を覚えるのはその後でいいという まず一人の歌手、一人の選手である前に、立派な人格の持ち主(品格)でなければならないという考え 歌手の氷川きよしも実力あったにかかわらず、直ぐにデビューさせなかった やはり3年間水森英夫先生に師事し修行を積んのだ 世の中一人で成功はつかめない 多くの人の縁と助けをえて、成功は形成される 師匠は品格を苦労をさせて教えてこむ それに耐え抜いた人だけが、運命の手綱を渡されることとなる