知り合いのコンビニのオーナーが言っていた。「売れる店ほど廃棄多い」と。果たして本当にそうなのか? 一般的に売れる店は仕入れた分をほとんど売り切り、廃棄が少ないと考えられる 参考までに飲食物は全て買い取りのため、売れ残りは店舗負担になり、更に廃棄料がかかる そのため廃棄が多いと利益に結びつけない なので出来るだけ仕入れを抑えて廃棄を少なくしたい しかしそれは浅はかな考えなのだ コンビニというのは便利で早いのが売りで、品揃えも重要になる 仮にランチ時間帯にほとんどが売り切れで、それが毎日続くようなら、たんだんと客はその店を利用しなくなる だから廃棄を覚悟の上で仕入れなければいけない。多く仕入れれば客に信頼を得られ、大量に買ってくれる店と本部にも信用を勝ち取ることができる つまりリスクを負わずして利益は生まれないということ 揚げ物等も、ある一定の作り置きをしておかないと、客に買ってもらえない この揚げ物については約1日の賞味期限があるものの、時間がたつと味が落ちるので、ある一定の時間を過ぎれば廃棄となる こうしてみると、売れる店ほど廃棄が多いというのもうなずける 動物の狩りで凄腕の「ヒョウ」ほど、また失敗もそれだけ多いということになる 神野美伽の歌を市川昭介先生が頼まれた。事務所側は力を入れたい歌手なので、どうしてもヒットさせたかったために その曲を決めてもらうのに市川昭介先生一人で何と20数曲書き下ろしたという その中の1曲「男船」が決まり、ヒット作となった 残りの曲のほとんどがボツだという。プロの厳しさ痛感させられた あの大先生がそれなのに、2度や3度の失敗でやる気を失せた自分を悔やむ これからは失敗を恐れず自分への挑戦