海には海の風(潮風)が吹くと誰しもが思っていたはず しかし非情にも、一般の機種と同じ道を歩むことになる(ST機参入) 前回のログでいった海の3原則とは何か、皆さんお分かりですか? それは魚群でも、連打でも、タッチチャンスでもない ①シンプル性②連チャン性③時短100回(ライトミドル以上) これが3原則 老若男女を問わず愛された原因はまずシンプル性 初代海物語は、予告なし、泡予告、魚群予告しかなかった その何れかからも大当たりが期待できた 当たる時もハズレる時もあっさり ハズレても後を引かない シンプルイズベストと言われるように、シンプルは飽きがこない このシンプル性が回転効率を助け、連チャン性に加担する 初代海物語は継続率50%ながら、時短引き戻し率を足せばそれ相当なループ率だったはず。 実はCR機になる前の現金機も人気があったのは、保留連、術連と連チャンする機種だったのだ 海は連チャンするとあっという間に噂が広がり、爆発的な人気を得た 爆裂機は時短中がまるで確変であるかのように出たものだ この3原則を守っていたのは大海2、沖海3あたりまで 海の改革とも取れるST機アクアは③がない ①にも?が付く。クジラッキーや突サメ演出で魚群なしからの当たりを増やしたが、実はその代わりに魚群のハズレが目立つようになった 魚群なしからの当たりを増やせば、この抽選確率から魚群の出現率を個人的に調べると約350分の1と辛い 更に魚群の信頼度を平均約3回に1回大当たりの約34%とすると 理論上約1050回転まわして初めて魚群からの当たりを期待できる計算になる これでは海イコール魚群の図式が崩れかねない もしタッチチャンスや突サメなどの非魚群当たりを0にして 昔のように、魚群、泡、ノーマル、ノーマル走りだけで大当たりを演出したら、魚群やノーマル走りの当たりが増えるので、海ファンは涙を流して喜んだに違いない ほとんどの海ファンは魚群の出現を期待している 仮にハズレたとしても、泡やノーマルリーチでのお詫びに期待した だからまず出現しないことには始まらない この決定的な要素をないがしろにしたため、海の衰退が始まった 続く