さてさて、今回はパチスロの歴史についてのお勉強です(^.^ ー0号機【歴史の始まり、驚きの事実!(@_@)】ー 基準など無かった時代で、役はボーナスゲームと小役ゲームのみで構成され、一度ボーナスゲームが当たると次回のボーナスゲームが高率で当たり、店が設定した打ち止めまで続くようになっていた。 また、連チャンの規制も無かったので激荒の波を持った機種が多く、リプレイもなかった。 都道府県ごとに規制が異なったため、0号機では、同一機種でも隣の県では異なるゲーム内容となっていた。 ー1号機(1号機→1.5号機)【驚きの事実2(@_@)】ー 改造基盤(合法)を取り付け、「連荘」や「前兆」などのパターンを豊富に持つ機種が登場し、プレイヤーの攻略心に火を付けた。 しかし、改造基盤が溢れ、過度の連荘を引き起こし、射幸心を必要以上にあおってしまったため、改造防止対策として1.5号機へと推移した。 ※もちろん!現在では改造基盤は“違法”であり、立派な犯罪です! ー2号機【現代スロットの母であり父(^.^)しかし。。。】ー 1ゲーム間が4秒以上のウェイトを要するように義務化され、完全確率方式が採用された。 この2号機が現在のパチスロの基本を作ったといっても過言ではない!! 過去~現行機(2015年)に至るまでの歴代最高のギャンブル性が特徴的であったが、“射幸心”。。。などと生易しいものではなく、“危険性”が浮き彫りになってしまった為、すぐに3号機へと移行していくことになる。 ー3号機【業界存続の危機?!】ー ウェイトを4.1秒にするなど、2号機の規則に修正が加えられた。 2号機のギャンブル性を抑えた仕様であったが、ゲーム性が画一化されたことも含め、そのギャップから、遊戯ユーザーが激減、パチスロ人気が急落した。 ー4号機(4号機→4.1号機→4.5号機→4.7号機)ー 【他ならぬ“黄金世代”!史上最多の専業プロ数(@_@)】 “革命機時代”、“目押し全盛期”、“遊戯ユーザー過去最多”、“黄金時代”などと比喩されるように、様々な革新が起こった。 今では当たり前になった、リプレイの初登場である。 その他にも、 期待値方式の採用 4thリールや液晶搭載機の登場 CT(チャレンジタイム)搭載機登場 RT(リプレイタイム)搭載機登場 AT(アシストタイム)搭載機登場 ストック機登場 「小役回収打法(DDT打法)」登場 「リプレイはずし」登場 大量獲得機(1BB=711枚獲得タイプ)登場 進化の一途を辿る一方、この時代に社会化問題として大々的に挙げられた、AT機とストック機の登場でパチスロシーンは一変する。 完全確率をベースとした規制があったが、規定の拡大解釈により、射幸心を扇ぐ形に発展した。 機能の一新で、ボーナス以外の出玉でここまでの破壊力を作れるとは、検定試験が行われる保通恊でも想定外の出来事であった。 その為、急遽いくつかの機種は検定を取り消された。 すさまじいハマリと連荘を演出出来るようになった為、金銭の行き交いが激化。 現行機では考えられないが、“時速万枚機”と異名をとる機種もあり、2万枚~3万枚を短時間で現実的に獲得可能なことに加え、どのホールでも1日で万枚を突破する台をほぼ毎日目撃できた一方、途方もなく投資し続けるユーザーも多く存在した。 余談であるが、この時代にSammyさんから販売された“北斗の拳”。今でこそビッグネームとして定着しているが、始まりはここ(4.5号機)からである。 販売台数はなんと!歴代最高となる“約62万台”!! これは驚異的な数値で、だいたい他のメーカーや機種は1機種につき15~25万台売れたら “うぉーーー!!☆すげぇーー!!” と、なる事と比較すると倍数以上の売り上げである。 ー5号機(5号機→5.5号機)【そして現在(^-^)/】ー 現行機はすべて5号機、もしくは5.5号機です。 4号機の高すぎた射幸心を扇ぐものの撤廃策として、まず“ストック機能”が無くなりました。 そして、結果としては同号機の短期間に復活することとなるのですが、当初は“AT機能の仕様禁止”事項も含まれていました。 初期の5号機は特に技術的な要素も少なく、平等性に長けていた分、各設定に素直なものが多く、高設定域では安定しやすい一方、放出力を極端に押さえられた形になり、一番の問題となった“メーカー発表の機械割を大きく実践値が下回る”事件が発生。 とある遊戯台では、設定6で116%付近をうたっていた台が98%を連日下回る稼働データなどが一部流出。 第二次ユーザー離れが発生。 即刻、設定6=機械割119%と法定ギリギリの機種(法定では120%以下が許容)が出てきて対策をとりましたが、ホールはその機械割の高さから、なかなか高設定を入れてくれなかった事もあり、さらにユーザー離れを誘発。 歴代まれに見る、“改正による規制と緩和”の繰り返しが目まぐるしい時代でもあります。 途中から、上にも述べたAT機能の復活です。 しかし、従来のAT機能よりさらに規制が入り、結局のところ1Gあたりの純増3枚が最高値と決定されました。 全盛期を誇った4号機のリニューアル作も続々登場した事も重ねて、一時的な規制緩和が行われたこともあり、ユーザーが返ってくる流れからして、“時代は繰り返される”と染々思いますね。 5号機に移行してからまもなく、10スロ5スロなどの低貸し遊戯が登場、徐々に増加してきました。 近年では、一部大手の微笑ましい給金とは異なり、大多数が低迷給金の岐路を辿っているので、自然とユーザーの使用する金銭が低迷してきた事に、答えるべくして生まれたものですね。 そして、現在。 当選確率を重くする分、1000円あたりの遊戯ゲーム数を増やすと言った新感覚の性能を搭載したものが、5.5号機です。 いかがでしたか? 各時代背景が、見えたと思います。 スロット好きな方は『へぇ~』と見ていただければと思います(^.^)☆ 是非とも、スロット業界の繁栄の為にもなる勉強を今一度(^.^)☆ ※上記分は、“一説”であり、この歴史の流れには諸説あります。スロット好きな方向けの、歴史勉強(遊版)と思っていただければ幸いです。