皆さんこんばんわ 数日前の出来事 会社を休んで20日間ほどたちましたが この前先輩が自宅に遊びに来たついでに いや、遊びに来たのがついでで話があるから会いに来てくれました 社歴も歳も上で良くしてくれてた人でしたが2月3日で退職されたそうで、かなりショックでした(´・ω・`) 理由聞いたら困ったように笑って 「乳がんでさ、、、 手術したけど転移したてんだよね もう手術出来ない所に転移しちゃって 余命まで宣告されてさ」 冗談ぽく言う先輩がわたしの手を握りながら 「理由も言わずに会社辞めてきてね 親にも言えなくてさ、、、 彼氏とも別れてきて 何でかな、壁ちゃんに会いたくて 誰にも話せなかったのになんで話せちゃうかな」 とてもゆっくり、ゆっくり話してくれる先輩は泣いてないのに泣いてるような気がした 「壁ちゃんが怪我してさ 忙しい時にすいませんとか、引き継ぎしたり周りに気を使ってたりたまに私に電話してくれたりね 今日壁ちゃんに会って思うんだよね 私の病気、癌が壁ちゃんじゃなくて良かったって思うんだよ」 「仕事出来るし、かと言って先輩、上司を敬う 後輩の指導は完璧だしフォローも忘れない そんな貴女が私の太陽みたいなもので 後輩なのに憧れてた」 先輩が辛いのにもう耐えきれなくて泣いてた ずっと出会ってからの話をされていて 壁ちゃんのコレが好きだったなぁとか あの場面の腹黒いところは忘れられないとか いつの間にか先輩も泣いてた 「何が言いたいのか分からない 話してる内容もめちゃくちゃだね でもなんかスッキリした やっぱり親には伝えてくるよ」 笑顔で帰る先輩に 「先輩、、、手が治ったら旅行に行きましょう」 「おっ!いいねぇ」 ぶんぶん手を振りながら帰っていきました 先輩が言った 「死ぬのは怖くない 怖いのはみんなから忘れられていくこと」だと もう治療はしない、けど諦めたわけじゃない 笑顔で過ごしてれば治ると信じて最後の日まで生きていく 気持ちが暗くなれば治るものも治らない やっぱ壁ちゃんと話すと元気出るね わたしは何も出来てない 先輩の話を聞いてあげることしかしてない それでも先輩は元気になってくれた 聞いてあげることで多少なりとも気持ちが落ち着く、元気が出るのならばわたしはできる限りの事はやりたい でも先輩は気持ちを理解しようとする そのわたしの行動が凄いと言った 「はっきり言うと私と壁ちゃんは他人だよ 気持ちなんか分かるはずがない ただ分かろうとすることは出来る 似たような体験をしても同じ体験は絶対ない それを壁ちゃんは健気に自分に置き換えて 対策を考えたり、その人のその時の気持ちを作り出してそばに居てくれる それがどれほど嬉しい事か それはもう一種の才能だから」 先輩は凄く褒めてくれた 病気で色々とあるのにいっぱい話してくれた ただ話してる先輩は自分自身に私のこういうことろが好きだって言うのを確認したかったようにも見えた 早く怪我を治して先輩と旅行に行こう お腹いっぱいと言ってもさらに満たされるまで 先輩を連れ回してあげようと思う 他の方のログ見れてないのに 夜中にこんなこと書いてすいません では皆さんおやすみなさい