ら す と 菓子屋をオープンする前提で 知り合いの割烹料理屋に 勤め始めたワタクシω… 料理屋の仕事とデザートの試作をして… 物件を探す… その前にどの地域なら商売ができるか 調査しながら… 料理を作って デザートを作って カウンター越しに提供して お客様の反応を見る… 手応え有り! 『こういったお菓子を出すお店って 食べに行かれますか? どんなとこに行かれますか?』 とても充実していた! … ……が… ある時… ふと思った… 『あの料理屋の時としてるコト たいして変わらんなぁ… しかもあの板長のこと尊敬してたし 慕ってたから 板長に認められたくて 頑張れたけど… このオーナーに対して 同じよぅな感情ゎ持てへんし… 今のこの時期って無駄なんちゃうやろか…』 ω ゎあまり我慢が出来るほうでゎなぃ… オーナーに 打ち明けた… 「そうか…そんな思いで作っても 美味いモンは出来ひんからな… 菓子屋でノウハウ学んできて ウチに戻ってきてくれるか? そしたら 店を出そう!」 ω ゎ泣きそぅになった… 「そうか… なら 菓子屋でもなんでも勝手に行け!」 コレが普通の反応やと思ってたから… しかも 「ちょっと菓子屋探してみるわ! ○○さんに聞いたら 話くらい聞いてくれるかもしれんしな!」 ω ゎ思わず聞いた… 『なんでそこまでしてくれはるんですか? 貴方に何も返せてないのに…』 「わからん…笑 ωくんがえぇヤツやからちゃうかな?」 数日後… 京都の菓子処の社長が面談をしてくれはった! 超大手の菓子屋で番頭をしていて 独立した会社らしい… その商品を見て驚いた! 『知ってる!コレ売ってるん見たことある!!』 そして 社長に 自分が納得出来るモノがなかなか作れない難しさ、出来た時の喜び カウンター越しに提供してお客様が喜んで下さった時の嬉しさ そんな店を出したいと言う理想 対面での提供だけでゎ商売として成り立たないのでは?と言う不安 その為に必要な 大量生産、加工、保存、流通などについて無知である現実 全てを正直に話した! すると… 「君…面白い! 今の菓子メーカーはほとんどが機械での生産に頼ってる! 分量、温度、湿度 全てを管理して やる気があるヤツが作っても ないヤツが作っても 同じモノが出来る それは 利点ではあるが… それ以上も以下もない… 君の情熱を買おう!」 『ありがとうございます!』 「本来…君のように菓子屋に勤めたことのない人間は工事の末端か配達くらいしか任せる仕事はない… しかし…君ならやってくれそうだ! 来春 関東に新店をオープンするのだが… 店長として行ってくれるか?」 『はいっ!ありがとうございます!』 「じゃぁ…それまでは… 横浜… 横浜の店が君の理想に近いと思うのだが… いつから行ける?」 『はいっ!すぐにでも行けます!』 「店長として 何年か頑張ってくれたら 君の本当にしたい店を手伝わせてもらうよ! その時は東京なんてどうかな?」 全てが… 繋がった! 日本料理屋でデザートを任せられたコト それに対して本気で取り組んだコト 心揺らいで 日本料理屋を辞めたコト 高校時代からの古い付き合いを大切にしたコト 板長と社長に筋を通したコト 自分の気持ちを正直に話したコト 全ての点と点が線で繋がった! そして 何より 今までω がお世話になってきた人々 全てが紹介、口利きであるコトに 縁の大切さを感じます! ホンマに何もないω に 周りの人たちが良くしてくれて 感謝しかありません! マジで 日本一の菓子職人になるコトを再度 宣言します! ∠(・ω・) 最後までお付き合い、ありがとざいます! お時間頂き、すんません…