この6月より「遊技機性能調査」が始まりました。 遊技機性能調査をざっくり言うと ホールで稼働している台が釘曲げ等の不正改造をされていないか抜き打ちで調査するというもの。 極端な釘調整を確認したら6ヶ月目以降は通報しちゃうよ?ということです。 ※詳細はナビ編集担当のパチログに記載があるのでぜひご覧頂けたらと思います。 さて、この遊技機性能調査なんですが、プレイヤーにとってどんな影響があるのか。 今後以下のような影響がでてくるのではと思っています。 ・玉が乗っかるような悪質な釘調整は減る ・低交換ホールが増える ・マイルドな機種が増える 悪質な釘調整が減るのは、プレイヤーにとって大歓迎ですよね。 6ヶ月の猶予なんていらないから、どんどん取り締まってほしいとすら思ってしまいます。 また、低交換化とマイルドな機種が増えることについてですが 今回の調査の基準がその要因です。 調査基準は「検定時の釘」ということのようです。特に「一般賞球口」。 ※「一般賞球口」・・・台の左右にあることが多く、入賞すると10個前後の払い出しがある箇所 検定時の「一般賞球口」って、どんな釘になっているかというと・・・ 憶測込みですが、めちゃくちゃ甘めになっているはずです。 射幸性が抑えられた機種が検定を通りやすいので 一般賞球口を開けて玉持ちを良くし、遊べる機種なんだとアピールした調整でメーカーは検定に持ち込んでるはずなんですよね。 この調整が今回の調査基準となると、ホール(特に等価ホール)にとっては大きな痛手となります。 現状、多くのホールは一般賞球口をがっつり締めて、その分を回転率に回しています。 ですが、今後は一般賞球口を開けろというのが今回の調査。 ホールは極端なマイナス調整もできず、さらに一般賞球口も開けなければならなくなりました。 これ、等価ホールはホントに頭を悩ませることになりそう。 そこで、低交換へのシフトを考えるホールが増えてくる可能性があるというわけです。 交換ギャップによる売り上げ確保を目指すわけですね。 ホールだけでなく、メーカーも動くはずです。 検定時、釘で射幸性を抑えるのではなく、仕様としてマイルドな機種を検定に出そうという流れは今後増えてくるかと思います。 ホールもそういう機種の導入を望んでいきそう。 まだ始まったばかり、ホールもメーカーも様子を見ている段階かと思いますが 少なくとも6ヵ月後には何かしらの影響がでてくるのではと思っています。 いずれにせよ、プレイヤーにとってパチンコがより身近で遊べるモノになってくれるなら言うことなし! 対外的なアピール調査で終わらず、ホントに業界がいい方向に変わる調査になってほしいと切に願っています。