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パチ&スロ

新台入替に見る、業界のこの先・・・

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アチオくんさん

ブロガーランキング:-位
先週は『パイレーツワールド』『熱血!華成学園ヒーロー部』『パチスロ天』『オアシス』『GTO』などがホール導入を迎え、今週は『バジリスク~甲賀忍法帖~II』『ニューパルサーSP』『こすみっくヒーローズ』が登場。


そしていよいよ、来週は私め大注目かつ、業界内でもかなり評価が高い、スパイキーの『鉄のラインバレル』が導入されますな! フンフンっ(鼻息)。

さて――。 毎週のように行われる新台入替、所謂『新装』ってやつですが、皆さんは新装にどのようなイメージをお持ちでしょうか? 今は新装は、イベント規制後のホールにとって、打ち手に堂々とアピールできる“唯一のイベント”と言っても過言ではないですからね。そこは毎回ドッカーーンといきたいところでしょうが、なかなかそうも行かないのが現状なのですな。 ま、新装時のイベント感や出玉感は導入する(強い)機種やホールの力によって様々ではありますが、やはり大部分のホールが『新装は抜きに走る』というのが通例かと。 その理由はやはり・・・『高い機械代』と『短い寿命』、これに尽きると思います。 1台あたりの相場は大体40万くらいでしょうか。高いものだと60万とかする機種もありますし、そんなモノを毎週のように入れ替えてたら、ホールにとってはそりゃー大変な出費となるワケですよ。 しかも、今月だけで、またパチスロだけで見てもこれほど大量な新台の数。パチンコも併せたら・・・ね?(汗)。 また、『北斗』や『番長2』といったホールのメインになれるような機種ばかりならまだしも、そんな新台ばかりじゃない。つまり、多額の投資をしてホールに設置しても、大した稼働が取れずにスグに消えて無くなる機種が多いってコト。 そうなると、ホールとしたら真っ先に考えるのが機械代の回収。 新装初日から回収に走られたら・・・痛い目を見るのは我々打ち手なワケで、痛い目にあったユーザーはその機種から遠ざかっていく、つまり新台の寿命が短くなる。 そしてさらに新台を買う・・・ こういった『負のスパイラル』が問題だと、私は声を大にして言いたいっ! しかし誰に言ったらいいか分からないっ!! てへっ。 一応、私なりに今後の業界の発展を考える上で、打ち手に大きな負担を強いる形での負のスパイラルを断ち切るべく、まずはホールが確実に使えそうな遊技機を短期での粗利確保ではなく、長期間の運用を目指す。そうすることで、新台の活気を取り戻し、我々打ち手の育成(?)を行うという基本に立ち返った営業をして欲しいのである。 ことパチスロにおいては、5号機完全移行後、業界の低迷が続いてきたなかで、優秀なART機の台頭によって、随分とユーザーを取り戻してきたと思う。 だからこそ、ようやく、このように少しづつより良い方向に進んでいる(と思う)流れを断ち切らないためにも、ホールには『長く大切に使える機種をしっかりと見極めてから導入』して欲しいものですな。 (C)2008 清水栄一・下口智裕/GONZO/ラインバレルパートナーズ (C)Spiky
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