先週の土曜日、悲しいできごとが起きてしまいました。 ----------------------- ■大阪市平野区のマンションで男児死亡、パチンコで母親の外出 12日午後7時半ごろ、大阪市平野区喜連西のマンション3階に住む主婦の女性(30)から、「赤ちゃんが息をしていない」と119番があった。消防などが駆けつけ、現場で女性の次男=生後約1カ月半=の死亡を確認した。 大阪府警平野署によると、外出先から帰宅した母親が、布団が顔にかかった状態で寝ていた次男を発見した。次男に外傷などはないといい、同署が詳しい死因を調べる。 同署によると、この家は4人暮らし。この日、父親は出勤しており不在で、母親は同日午後0時半ごろ、パチンコなどに行くために1人で外出していたという。家には当時、長男(3)と次男の2人がいたとみられる。 MSN産経WESTより引用 ----------------------- ■午後0時半ごろ外出 ■通報があったのは7時半頃 …つまり、その間ずっと小さな子ども2人きりの状態で放置していたということになります。 生後一ヶ月半のあかちゃん… どんな気持ちでその時間を過ごしたんでしょうか。 おむつが汚れて気持ち悪くなったりしなかったでしょうか? きっとおなかがすいたでしょう。 お母さんの姿を探して泣いたでしょう。 同じ部屋にいた三歳の子も、寂しくて、心細かったはずです。 部屋の前を通る人の足音を聞いては 「お母さんかな?」 と期待しては裏切られ、お母さんの帰りを待ち続けていたのではないでしょうか。 そして何より 今回の事件で最も心に傷を負ったのは『弟』を失った『お兄ちゃん』なのではないでしょうか。 この先『弟を失った事件』が彼の心に影を落とすのではと思うと、心が痛いです。 「守ろう、か弱いいのち」の活動に賛同してくれている皆さんは、こんなことは絶対にしないと思います。 でも、乳幼児を放置することの危険性に気付いていない人達は、こんな悲しい事件を起こしてしまいます。 では、このような事件をなくしていくために、私達はどうしたらいいのでしょうか。 まずは、知り合いに『乳幼児を放置することの危険性』を伝えて、活動を広げていくことだと思います。 あいぽんはお金をかけたポスターやCMの言葉より、友達の言葉の方がずっと心に残ります。 だから、みなさんの言葉で、お友達に伝えていってほしいのです。 では、普段は話さない近所の人など、知らない人が「虐待をしているかも」と感じたら? その時は、児童相談所などに通報してください。 「隣の部屋の子どもがずっと泣きやまないの」 そんな一つの電話が、悲しいできごとを未然に防ぐかもしれません。 逆にもしも虐待でなかったなら、それはとてもいいことです。 「守ろう、か弱いいのち」の活動をするにあたって、これらのことを心にとめておいていただけたら嬉しいです。 乳幼児を放置して、万が一大事に至らなかったとしても、それは子どもにとって悪い影響を残します。 健全な成長のためには【少なくとも生後半年はお母さんがにつきっきりで愛情を注いであげる必要がある】ということが研究で分かってきたそうです。 この時期に充分な愛情を得られなかった子どもは、情緒が安定せず、脳の発達にもよくないとのことでした。 「守ろうか弱いいのち」は、子どもの命はもちろん、子どもの心や健全な成長を守る活動でありたい。 あいぽんは強くそう思います。 ☆o。。o○☆○o。。o○☆ +。:.あいぽん(・ェ・).:。+ ☆o。。o○☆○o。。o○☆