◇前回までのあらすじ 貯玉1万2千発を乱れ打っちゃったトウフ。ダメ(稼働)捜査課の厳しい取り調べが続く。 ≡取り調べ室≡ 「トウフさん…あんたも懲りない人だなぁ~毎回、毎回。」 『…。』 「ところで、1万2千発もの貯玉の出所について聞きたいんだが、この貯玉どこから手に入れたんだ?」 『甘デジでコツコツと…。』 「嘘をつくな!あんたがコツコツと何て無理な事は分かってるんだよ!正直に吐いてしまえよ!」 『刑事さん怖いなぁ~正直に言いますと麻雀で…えへへっ。』 「またテキトーな事を!麻雀でそんなに勝てる訳が無いだろ!」 『おや~刑事さんも麻雀やるんですか?刑事さんさては…麻雀…負け…』 「キサマ~!!!」 「よせ、パネマン!」 「チャカさん、このヤローさっきからテキトーな事ばっかり言うんですよ!」 「トウフさん、改めて聞きますけどこの貯玉の出所は?」 『……。忘れましたねぇ…。』 「じゃあ思い出させてあげましょう、トウフさんの携帯を調べさせてもらったら こんな物が出てきましたよ。」
「チャカさん、これってパチンコの写メじゃないですか!三十連チャン?麻雀姫伝?」 『だから、さっきから麻雀で勝ったって言ってるじゃん。』 「このヤローまた屁理屈を!」 『はははっ、うっかり消し忘れてたか。確かに麻雀姫伝で一撃38連チャン、45000発勝ちましたよ。』 「45000発だと!?」 『自己新記録更新ですわ。女流プロも全員倒しましたよ。いや~楽しかった~♪』 「でも、ちょっとまてよ?45000発あって12000発乱れ打って今の残高が8000発という事は25000発は何処にいったんだ?」 「まさか…トウフさんまだ余罪(乱れ打ち)があるんじゃ…?」 「チャカ、それは違うぞ!」 「ブー課長!」 「先ほどトウフさんの家を家宅捜索させてもらったらこんな物が出てきたんだなぁ~」
「これって、釣り竿とリールですか?」 「パネマン、この竿とリールで10万円もするんだぞ!」 「エエッー?!こんな物で10万円?」 「そうか、これでわかったぞ!!行方不明だった25000発=10万円だよ!」 「トウフさん、もう言い逃れは出来ませんよ…」 『うううっ、欲しかったんです…欲しかったんだよ~うわ~~ん!』 「また散財を…これからは勝ってもちゃんとお気に入りさん達に報告するんだぞ。」 「どうせトウフさんのことだから、25000発を取り戻す!とか言って12000発やられたんだろ!」 『ウッ、ウッ、うわ~ん』 「ブー課長…これで解決ですね!」 「ああっ、しかしホントに懲りん男だよな、そうだ彼のことを懲りん星人と呼ぼう!」 「懲りん星人ですか!はははっ、こりゃ面白い!はははっ、」 ♪さぁ~眠りなさい~ ♪疲れきいった~身体を~投げ出して~ (ダメ稼働捜査課、エンディング曲) 『でも…パチやってる人はみんな懲りん星人じゃん!』 ♪この~町は~戦場~だから~ 刑事さん募集 お気に入りさんの中で刑事役なりたい奇特な方はコメ下さい。