よくお洒落は足元から・・・って言われてるけどどうして? 気になって調べてみた。 「靴は地面に近く汚れやすいもの。あえてピカピカに磨くことは、身だしなみに対する姿勢をアピールすることに繋がる。」 「足元で全体の雰囲気が決まる。どんなに綺麗なスーツで決めても、ビーサンでは台無し。」 まー諸説は色々あるらしいのですが、このようなことが書いてありました。 要は、靴は第一印象を決める上で重要な役割を担うということですね? 最近、私生活で人と会う機会が多くなってきた手前、これは見過ごせない情報。 そんな先日の帰り道、自宅の最寄駅を歩いてると足元から急に『ガコッ』っとジャグの告知音のような鈍い音が聞こえましてね。 足元を見ると見慣れない物体が転がっているのです。 それは、石川五ェ門が「チェーッ」と叫んで斬り付けたような、真っ二つにすっとんだカカトのゴム部分でした。綺麗に離脱、さすが斬鉄剣!足元に小さい五ェ門が潜んでた?半端じゃない切れ味。「今宵の斬鉄剣は一味ちがうぞ」とか言ってたような言ってないような。いや言ってないね。 そいつのおかげか知りませんが、兎に角、歩きにくくて溜まりません。 カカトのゴム部分がぶっ飛び、木が剥き出し状態なもんですからね、もうスベルスベル。何もないところで、スッ転びそうになるわけですよ。回りの人に白い目で見られてるわけですよ。 近くに鍵と靴の修理屋さんがあったのを思い出し、駆け込みました。もうね、辱しめを受け過ぎてHPが限りなく0に近かったんで助かりましたー。あー恥ずかしかった。 えっと修理代は5000円位ですか?なんて思ったら。 靴の修理屋(トルネコ似) 「結構、全体的にボロが来てるね~。カカトだけじゃなく全部直した方が良いよ。値段は安くても12000円以上はかかるだろうね。うん工場行き。」 トルネコ似の親父が、予想外の金額を提示してきたもんでびっくりー。半沢直樹のラストよりも仰天ですよ。俺、半沢みたいな顔になってたかも。御値段が倍返しですよ! 十年位前に確か、モグモグ時代(自分の黄金期)に購入した靴。恐らくチョイとした値段はしたでしょう。正確には覚えていませんが・・・。 今の自分では120%買わない。買えない。 北斗転生で超調子が良かった7月だって3000円のスニーカーを買うか小一時間悩んだあげく、次ガッツリ勝ったら買おうと思ってましたが、HIGHSCHOOL OF THE DEADで大勝ちした時なんて、靴は履ければ良いんだよ!勿体無いお化けに怒られちゃうよ!ってな感じで華麗にスルー。カイジのゾーンのように頭からスルリと抜けて行きましたよ。我慢はいけないってあんなに班長が言ってたのに。変に我慢しちゃいましたよ。 そんな状態でトルネコの申し出にイエスなんて答えられません!少し考えますと言って店を後にした。 その足で向かった先は・・・インド人の方々がジグマってる我がマイホ。 さ、軽く靴代でも稼いで靴屋のトルネコに叩きつけようと思ったが、AKB48・カイジ3のゾーン3台不発。気づけば-13000円。 今のは痛かった・・・痛かったぞー!! ってな感じの感情と共に、期待値を追ってる者としてあるまじき事を思いついてしまいました。たった諭吉&野口2人でですよ。 良いですか?言いますよ! 『このお金で靴を修理出来たねor買えたよね・・・』 ダメー!そんな事考えちゃったら、そんな日はダメー!怖くてもう打てない!次考えた時、何を買えてるかわからないもの。 その日は家に帰って不貞寝。 それから時が経つが、いまだ靴は買ってない。 次、大勝したら靴買います。 そして今日もカカトが壊れたまま履いてます。 だって第一印象よりも、か細ーいメンタルを鍛える方が先決ですよ。 さーて今日は何で負けようかしら。あ!お財布に友達が少ない。お給金まで修行はおあずけかな?ギブミーマネー!