PM7時 その時店内に 一瞬稲光を彷彿させる緊張感が走った ゴクリ… 新人店員には何故主任の額に汗が滴り落ちているか輪からなかった 常連客も この瞬間 自分達の$箱がここで止まる事を知っていた (あちゃ~もう少し早く連チャンしとけば) なんて数人のパチンカーは呟く。 そう ついに今日も登場。 角刈り牙狼とそのツレ! 角刈り牙狼夫婦がついに訪れた瞬間だった!! 角刈り牙狼は樫井にとっては最大のライバル。 出るとみるやレッドで朝一から閉店まで途中のはまりも関係無い。。ホールで一日83回当たり$箱42箱の記録を持つ。 今日も素晴らしい角刈りだ。角刈りに一ミリのズレが見られない。 方やツレの方は巨漢。マツコデラックスをやや細くした感じだ。 体重は明らかに角刈り牙狼が軽い。しかしその全体を包み込むオーラは 体より大きく見える。 マツコデラックスは言った(角刈り牙狼のツレ) 『あなた、今日は何打つ?』 『ああ…レッドが無くなり中々稼げないが…お前の横でも座って今日は適当に打つよ』 『じゃあ今日は西部警察ね』 『ふふなるほど…まあお前の技を使えば楽チンだからな』 『まあそれもあるけど…アイツまだ来てないわね?』 『ああ…しかし間もなく来るな』 『アイツが座る台をとにかく座らないと…』 『何故だ?』 『それは…いやそんな事よりとにかく打つからあんたは横で適当に打ってな!』 『ハイハイ…かなわね~なおめ~には』 そして20分後 見事当たりを引いたマツコデラックス。 その時調度樫井がホールに入った。 (くっ!また角刈り牙狼のツレがっ!) (フフ…残念だわね…今日もあなたの勝ちはないわよ) その時角刈り牙狼が呟く 『おい、あの技を見せてやれよ』 『ええわかったわ』 と マツコデラックスの右手に変化がっ! (ま!まさかっ!?(°□°;)) (いくわよ!アンタよく見てなさい!これが必殺!極竜!ニ双返し!) (なっ!(°□°;)まさかこの技わっ!) 止めてくださいマツコさん~~店員の叫び声がホールに響いた! これは西部警察級な楽チン捻り出来る機種にしか出来ない大技だ。 通常は8個止め2個ないし3個捻りだがマツコデラックスは 6個で止めからとんでもない技を繰り出した! 続く