片目であること、こんなに生活しづらいとは まったく見えなかった左目は少しずつだが、目の前の人や物の影がおぼろげながら見えるようになった 見えるといっても目の前に濃いすりガラスを貼られた感じで影だけが見える 片方が見えないと、遠近感がわからなくなるみたいで、階段を降りる時は踏みはずさないか降りるのが怖い 目の前の物が取りにくい 湯飲み茶碗にお茶を入れようとしたら、溢したこともあった パチンコは当然、いままでようにはいかなくなった 打ち出しのポイントの釘が見えにくい 玉筋もわかりずらい ヘソ釘も見えにくい アタッカーの周辺もわかりずらいので、捻り打ちも難しいときた… 台の釘を見る時は、歩きながらチェックしていたが、今は一台ずつ顔を近付けてチェックするしかない(眼鏡をかけているが、近くは眼鏡を外さないと見えないので少し老眼入ったかも) パチンコからは少し離れたほうがよいかも 退院から二ヶ月くらいたった頃、病院から連絡がありドナーが現れたことを知る びっくりした…まさか…そんなに早く こんなパチンコ狂いが、角膜を貰うのはなんとも気は引けるが 角膜をくれるドナーの人はどこの誰かは教えてもらえないらしい ドナーの方、感謝します 続きます