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パチンコ

幻の10年

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百連太郎さん

ブロガーランキング:-位
何度も何度も載らないから肝心な部分も何百文字もカットしてしまったが
これならもう載らなくていい

遠い遠い昔のある日


「なんかもうどうでもいいや」
って思って


しばらくしたある日


ひとり玉を弾いていた


だから自分にとってパチンコは

「どうでもいいもの」
かも知れない


一発玉を弾いては落ちていくのを見ていた

目をそらさずに見ていた


ぶつかってぶつかって
落ちてくだけ

俺と同じじゃねえか

決して上に上がることはない


でも中にはパッと花(チューリップ)を咲かせる玉もある


自分も…

いや

たくさんの玉の中でパッと花を咲かせるのはごく一部


ほとんどの玉は花を咲かせることなく一番下のハズレ穴に消えていくだけ


「人生なんてどうでもいい」


そう思わなければ
自分がパチンコを打ち始めることもなかったんだろうか


負け犬の遠吠えみたいなことも言っていた


今日負けても明日勝てばいいトータルで勝てばいい


パチンコならそうかも知れない


でも世の中には

一発勝負で負けたら終わり
明日はないってことがいくらでもあるからな


まだパチンコのほうが全然甘甘じゃないか


そんな昔のことを思い出しながら

何十年ぶりかに出た手打ち式のパチンコで
500円分だけ玉を弾いてみた


いや

これは夢の中の話

この前その手打ち式パチンコ探したんんだけど近くに設置が見当たらなくて


どこにあるんじゃ?


いや

それは夢の中でいいではないか
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