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日記

ハッピ-クリスマスは誰に歌ったか〜その後(完)

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百連太郎さん

ブロガーランキング:-位
まだ話があるのかというと


ジョンはオノヨーコと2度目の結婚生活を続けていたが


うまくいかない時期もあり
別居生活をし荒れた日々を送っていたこともあった


だが


1975年
二人にとって初めての子供が生まれる


男の子で名前はショーン
誕生日は10月9日


で
実はジョンレノンの誕生日は
1940年10月9日


月日が全く同じである



ジョンは
この子のそばにいてあげよう
いてあげたいと思い

音楽活動を停止する


そして

いつもそばにいてミルクをあげたりオムツを変えたりして主夫業に専念した



年月が経ち

ショーンがジョンに
「パパは昔ビ-トルズだったの?」

ジョンが
「そうだよ」



そして

この子に自分が歌っている姿を見せてあげたいと思い

1980年に音楽活動を再開する



が

その矢先にあの悲劇が襲う



ショーンもまた

5才で親を失うという悲しいことになってしまった


ジョンもまた

子供のために歌うはずが子供に悲しい思いをさせてしまう


それはジョンには全く過失も責任もないことだけど


運命の巡り会わせというか何と言うか


悲しい結果を繰り返す



これまたどうでもいい余談だけど

自分のハンネの「太郎」


自分が子供の頃飼っていた犬の名前でもあるのだけど


実は
ショーンの日本名が「太郎」


まぁ
ジョンレノンは自分にとって父親みたいなものでもあるから

友達でもあり自分自身でもあり



いつだって本音毒舌

いや

歯に衣着せない問題発言や問題行動も多かったしドラッグにも溺れた


でも
格好いいばかり言わない
うまいことばかり言わないで

逆に
みっともないことや恥ずかしいこともさらけ出しちまう


いつまでたっても子供だし情緒不安定



そんなところにひかれちまったのかな



歌唱力がどうとか
演奏テクニックがどうとか

そんなの関係なくて


自分自身の身を削って魂を振り絞って歌うから


響くんじゃないかな



他の英語の歌のほとんどは訳詞を見ないと何を歌っているかわからないものが多いけど


ジョンレノンの歌は

けっこう何言ってるのかがわかる


なんだかいろいろ書いていて

悲しく切なくなってきた


今ジョンの歌を聞きながら書いていたのだけど


ちょうど「ジェラスガイ」が流れてきたところでもあって


この歌はヤバイ
泣いちまうだろが



あんまりこんなことばかり書いていると

誰ひとり読んでくれなくなるのも悲しく切ないから


終わりにしよう
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