まだもう少し自己内面的でつまらない支離滅裂なものを書きそうなので 興味ない方は遠慮なくスルーで 1960年代後期 ジャックスという伝説のロックバンドがいた 代表曲は「からっぽの世界」 それは… …とても暗い 2枚のアルバムを残し解散し リーダ-の早川義夫はソロ活動 代表曲は「サルビアの花」 それは… 未練たらたら男らしくない ストーカー?みたいな歌ともとれる その後 早川義夫は音楽業界を去り 本屋さんになる 昔自分は急に会いたくなり 神奈川県某所に会いに行く それ以前に電話で話したことはあったが そしていろいろ話はしたが多分たいした話はしていない それはよく覚えていないのだけど 帰り際 何か買ってこうと思って近くの文庫本の棚からテキトーに一冊の本を取る よく見たら トルストイのアンナ・カレーニナ あれ?これ持ってるわと気づいたが (まぁ、いっか)と思い 「つげ義春さんの紅い花のブックカバ-ってまだあります?」 と聞くと早川さんは 「あれはもうなくなってしまって 今は妻が書いたやつなんですよ」 と言い そのブックカバ-をつけてもらったが つげ義春に似たタッチの絵のものだった それからしばらくして早川義夫は音楽業界に復帰することとなる 桑田佳祐が早川義夫に楽曲を提供したこともあったが べつに自分は復帰を望んだことはない あ ほんとはジョンレノンのアルバム「ジョンの魂」について書こうと思ったが マザ-とかラヴとかゴッドとか入ってるやつ 思いが強すぎて逆に何をどう書いていいやらと思っていたら それと同じように 順位なんてつけられない評価なんかできないアルバムとして頭に浮かんだのが 早川義夫の1969年のソロアルバム 「かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう」 最初そのレコードを手に取り 音楽以前に惹かれたのが裏ジャケットの能書き 実はさっきのログはその能書き で その前後があり最初には 僕はこのレコードをどうしても流行に乗り遅れてしまうような方に捧げようかと思う 多分に時代遅れぎみのこれらの詞曲は けっしてかっこよくはなく なんともみじめな歌ばかりなのである とあり 最後には 僕は 回転数を間違えたようなこれらの詞曲を 甘えたくて甘えたくてしようもない人に聞いてもらいたい で その時も今も自分は何も変わっちゃいない と思ったのだ 甘えたくて甘えたくてしようもないが 逃げようと思っても追い込まれて逃げ場もない 逃げられなければ背中を向けず振り返って闘うしかないのだが…
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日記
かっこいいとかかっこわるいとかいうけどさ(2)
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百連太郎さん
ブロガーランキング:-位