みなさんこんにちは いつもご愛読ありがとうございます とりしゅーです 今日は出玉の増減と回転率のお話です 例えば前回のログ ひばりの実戦で、通常回転(電サポパカパカのない回転の事)1186回転で、回転率が28.83/kとなっていました これを見て、 「千円で28回も廻る台なんてあるわけない」とか、 「そんなに廻る台があるホールって羨ましいなぁ」 とか思いませんか? でも実はこれ、実際に等価で28/Kも廻っているわけではありません その下に(実側 22.36/k)とありますが、こっちが実際に測った千円ごとの回転数です じゃ、28を超えている回転率って何かというと 『出玉の増減を込みで考えた』計算値なんですね 実測値も重要ですが、もっと重要なのはこちらの出玉の増減込みの回転率です そう、『増』だけでなく『減』もです では簡単な例を交えて『減』からお話ししますね 計算も出てきますがそんなに難しくないので頑張って付いてきてくださいね まず例として 等価で ○大当たり確率1/100 ○1回の出玉1250玉 ○時短、確変何もなし のノーマルデジパチがあるとします このパチンコで勝とうと思ったら、1回の出玉で抽選確率の100回以上廻せたらいいというのは簡単に理解できると思います 当たりが連続する時もあれば、500回くらいはまる時もあるでしょうが、長い目で見ると1/100の当たり確率とほぼ同じになりますね だから、1回の出玉、1250玉で100回分廻せたら、長い目で見ると±ゼロの収支になります。 そこがこの機種のボーダーラインです だから1250玉で、100回以上廻せるのなら、その台はボーダー以上の台という事になります。 じゃ、それは千円で何回転すればいいのでしょう 1回の出玉、1250玉は5千円分の出玉です。 1250÷250=5k ですね(250は千円で250玉だから) この5k分の玉で100回廻せればいいのですから 100÷5=20 つまりこの機種のボーダーラインは20回転です 千円ごとの玉で、平均20回廻せるならチャラになる計算ですね ではここで 出玉が1250玉だと思っていたのに、平均100玉削られていて、 1回の当たりごとに1150玉しか獲得できなかったとします すると同じように、 1150÷250=4.6 (4.6k分の出玉) 100÷4.6k=21.7 千円ごとに20回ではなく21.7回も廻さなくては、確率の100回廻せなくなっています つまり、機種は同じでも、当たりの出玉を100玉削られていたら この機種の場合ボーダーラインが1.7も上昇してしまうという事です ほとんどの方がこの事実に気付いていません だから自分はボーダー付近の台をいつも打っていると思っている方でも、 出玉削りがあればそれ以下の台を打たされている事になるのです では、『増』と『回転率の計算』についてはまた書きますね ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました とりしゅーでした