謎の寄生生物 チチデッカマン 危険度★★★★★ これが想像していた以上に手強い。 トイレから出て来たヤナカに対してホラーが放った第一声。 「お金貸して」 ( ゜□゜) ( ゜□゜) ( ゜□゜) ( ゜□゜)… ( ゜□゜)…ハァ? ヤナカ(以下ヤ)「無理です」 チチデッカマン(以下チ)「明日返すから」 ヤ「明日はバイトで来ないので…」 チ「じゃあ当たったら今日返すから」 ヤ「…………」 チ「当たったら返すから貸して。お願い貸して。家にあるけど今日の分もう使っちゃってないの。お願い」 ヤ「すいません、本当に無理です。お金持ってないんで…」 チ「さっきのエヴァで当たった分を換金すればいいじゃないの」 ヤ「いや、勝手に使うとお母さんに怒られてしまうので」←テンパり過ぎて意味不明な言い訳。 チ「お願い。お母さんには私から説明するから。お金貸して。もうお金借りれないの。アイ●ルとア●ムにも借りたの。息子ももうお金貸してくれないの。誰も貸してくれなくの。お願い、お姉ちゃんしかいないの。貸して」 ヤ「……………」(゜□゜) チ「お願い、貸して。お金貸して。絶対に当ててくるから。慶次に当たりそうな台があるの。多分5千円くらいで出ると思うから。お願い貸して。絶対返すから。5千円貸してくれたら1万で返すから。お願い」 このおばちゃん、異常なくらいに「お願い」「貸して」を連発する。 同情というより、もう呆れるしかない。 あからさまに不機嫌な顔をしながらシカトして去ろうとすると、何とおばちゃん腕を掴んできた。 Σ(°□°;)ヒィー!! 次回、最後の夜叉