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〜♪〜







新しい技術を試した日は〜♪









それだけで世界は違ってみえた〜♪
















昨日までと違った〜♪


自分の足音が〜♪


どこか嬉しくて〜♪









〜♪〜



（単純）












こんにちは…

ミスター経堂レンです








数年前にテレビ放送もあり


心理学では有名な実験をとりあげてみましょう





 

ある部屋に集められた

老若男女の数人




何も聞かされることなく

彼らは部屋に閉じ込められた






入口のドアは

ガラス張りになっていて





そのドアの両脇には



■30分以内に100ポイント獲得すればドアが開く

■ドアを開ければ賞金をあげる



とかかれた幕をたらした








ドアの向こう側には

机が用意され

それぞれの名札とともに


賞金500ポンド（約73,000）が

札束のまま見えるように置かれた…









部屋にはさまざまなモノが用意され



クッション
フラフープ
カラーボール
風船
ソファ

など…他多数


そして、ポイント表示の機械・・・







しかし

参加者達は何も聞かされていないのだ



どうやったら100ボイントもらえるのか、ということを…







＜実験スタート…＞






参加者達は・・・

まずは部屋にある様々なものを

手に取ったり、動かしたりした






すると突然！！






「1ポイント」入ったのだ！！






喜んだ彼らは、同じことをやってみた





「・・・・・」おかしい

ポイントが入らない・・・・





あれはきっと私が黄色いボールを触ったからよ〜


ある女性が再度、同じことをすると





「1ポイント」


ほら〜入ったわよ！みんなやってみて〜







「・・・・・」あれ・・・


これじやないのかしら



「1ポイント」あ！！入ったわ〜




違うわ！きっとこれよ〜





いやいやこうすればポイントが入るのよ〜






（それぞれが動き出した！！）






ポイントは次々に入っていく・・・・






制限時間が近づいてゆく〜


あと、1ポイント！！






そして、「100ポイント達成！」






喜びに満ちあふれた仲間達は

あのドアの向こう側にあった賞金500ポンド（約73,000）を手に入れたのだ！！






勝利インタビューでは

「ところどころポイントが入らなかったが

ある程度はポイントが入るパターンが

わかりました」




「わたしも最初はわからなかったけど

途中からポイントが次々に入っていって

フラフープをやったときなんて

連続でポイントゲットしたわよ〜

あれは1番重要なコトよ〜」










そういった声がきかれた・・・・








では、本当はどうっやったらポイントが入っていたのか？










実は・・・










別室に水槽があり


中には金魚が泳いでいる


金魚がある場所を通過するとポイントが入るという仕組みになっていた








そう、実は部屋に閉じ込められていた彼らの行動は、

ポイントと直接関係がなかったわけだ






では、勝利インタビューを思い出してみよう！



実は、これこそが「オカルト」が誕生した瞬間といえるだろう






そしてもうひとつ


参加者達の頭上には 


【実験開始後5分後にはドアの鍵が開きます。ドアを開けたら賞金15万ポンド（約2200万円）】





と書かれていたのだが・・・・ 






全員目の前のポイント表示に夢中で

このご褒美に気づかなかった・・・






そして少ないほうの賞金をゲットした








人間には、起きた現象に対して

その原因を探してしまうという習性があるという





全く関係ないことを・・・そこに正解があると信じて原因を探してしまうわけだ







私たちは人間である限り



こういったものとの格闘は避けられないのです





だからといって私たちは
目の前で起こっている現象を無視して生きていくのか？？







それでも




一歩、また一歩


靴ひもを結び直しながら


進んでいきたい・・・







夢見てた未来へ向かおうとするならば




どんなに心折れそうになっても

時には灯りのない孤独な夜がきても








きっと






あなたの足音を聞いている人は







いるであろう…








…









「金魚」が活発に動いてくれる日を







勝利の日には…





したくはない