一向に僕はおっさん祭りから解放されない。 茜… 何処に行ってしまったのだろう… おっさんを無視して茜を探していると空飛ぶクラゲに出会った。 これは珍しい。 捕まえればスクープになるかも。 クラゲはどこかへ飛んで行ってしまった。 クラゲのくせに意外と速い。 そんな時、杖を振り回しているおっさんが何かを見つけたらしい。 チェリーだ。 何故かテンションの上がったおっさんは叫び声と共に画面をぶち破った。 なんて危ない人なんだ… 関わらなくてよかった。 おっさんは鬼の形相で何かを割ろうとしている。 中には小さい女の子が入っていた。 おいおい、そんなド真剣に割ろうとしたら中の女の子が危ないではないか。 割れた拍子に女の子まで突いてしまうぞ。 幸いにも割れずに済んだわけだが… 安心しているのも束の間、ロン毛のおっさんに代わり鎧の兄ちゃんが現れた。 「準備してくれ」 「整ってござる」 そうですか。 よかったですね。 では茜を出して下さい。 …………。 無視された。 そこにちょいちょい顔を出す外国のおっさんが素手で画面を殴り始めた。 台パンはヤメよう。 画面は砕けた。 調子に乗った外国のおっさんは何だかよくわからない物を殴り始めた。 危ない人だらけで怖い。 おっさんは弾かれた。 次の瞬間、おっさん達は消え去り僕1人が神社に取り残された… 小さい女の子が僕の周りを飛び回る。 茜…怖いよぅ… そんな恐怖に怯えていると願いが通じたのか茜が姿を現した!! 茜!! 何処に行っていたんだ!! 比較的心配したんだぞ!! そんな言葉も虚しく茜はお宝を探し始めた。 KING OF 自己中。 女の子だから QUEEN OF 自己中? あれ? そんなのどうでもよくないか? まぁ、いつも通り茜は罠にかかってしまうだろう。 意外と粘る茜。 扉を開けた先には… なんとお宝が鎮座していた!! やったぜ茜!! これがあれば何不自由なく暮らせるぞ!! 「蒼剣ラ~ッシュ」 ちょけた鎧の兄ちゃんが出てきた。 お宝を横取りされた。 鎧の兄ちゃんは嬉しそうに焼けた町を闊歩している。 火傷しちゃえばいいのに… しばらくすると鎧の兄ちゃんはバカでかいガンダムのコスプレをした人に出会った。 二人の間に何があったのか知らないが二人はヤル気満々のようだ。 二人はどつき合いを始めた。 どつき合いに勝利した兄ちゃんがドヤ顔でこちらを見ている。 そんな顔されても対処に困りますからヤメて下さい。 次にロン毛におっさんが町を闊歩し始めた。 おっさんはスイカを発見した。 またテンションが上がるのかと思いきや何事もなく歩き始めた。 さすがに大の大人がスイカを見ただけでハイテンションになるのは社会的に如何なものかと悟ったのでしょうか。 ボカ~ン +50 ロン毛のおっさんとの滞在時間が増えた。 勘弁してください。 茜… 何処に行ってしまったのだ… つづく…